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こんにちは、さとうです。
当ブログでは、英語学習に役立つ情報をお届けしています。
- TOEICリーディングがいつも苦手・・・
- 長い文章ばかりで読むのも解くのも間に合わない・・・
- TOEICリーディング対策のコツはないかな?
そんな疑問に答える記事を用意しました。
TOEICリーディング対策は簡単ではないですが、コツを掴めばスコアアップの可能性は十分に期待できます。
実際、TOEICリーディングのコツを掴み、コツコツと対策を進めた結果、独学でもTOEIC925点を達成することができました。
結論、TOEICリーディング問題のコツは、パートごとの対策を愚直に進めるに限ります。
今回はぼく自身が色々な方法を試行錯誤してきた経験も踏まえつつ、
- TOEICリーディング全パートの共通戦略
- パート別の解答のコツ・勉強法
- TOEICリーディングが苦手だと思う4つの原因
について徹底的に深堀して解説していきます。
「苦手なTOEICリーディングのコツを掴んで、スラスラ解けるようになりたい!」と願う人はぜひ参考にして下さい。
TOEICリーディングセクションの問題形式(時間配分目安も)
TOEICテストの構成は以下の通りです。
リーディングでは75分という制限時間の中で100問もの問題を解きますが、「パートごとに〇分」という決まりはありません。
テストを進めるペースは、受験者次第です。
詳しくは後で解説しますが、各パートでの時間配分の徹底は、リーディングのスコアアップに欠かせないテクニックなので、ここで目安となる時間配分をチェックしておきましょう。
だいたい上の表で示す時間配分になるようペースを合わせられるのが理想です。
TOEICリーディング全パートの共通戦略
ここではまず、TOEICリーディングの全パートで効き目のある「共通戦略」について解説していきます。
- 時間配分を徹底すること
- 諦めることも作戦のうち
- 気持ちの切り替えが大事
それでは一つ一つ見ていきましょう。
時間配分を徹底すること
まずTOEICリーディングセクションをスムーズに進めるうえで、時間配分を徹底しなければなりません。
なぜなら、TOEIC受験者の大多数が、リーディングセクションの前半で時間を使い過ぎてしまい、後半の問題を解く時間がなくなってしまうからです。
ぼくの会社でも、英語中級レベルの実力がありながらTOEICでブレイクスルーできない人たちは、ほとんどリーディングで時間切れを経験しています。
解けない問題に時間をかけ過ぎて、解けたかもしれない問題に手が付けられないなんてもったいないですよね・・・
記事の冒頭でも解説していますが、リーディングセクション各パートの時間配分の目安は以下の通りです。
- Part5:10分
- Part6:10分
- Part7:55分
仮にPart5で、目安より倍の20分をかけてしまった場合、単純にPart7の時間が45分に減ってしまいますよね。
そうなると、より短い時間で難しい問題を解かなければいけなくなり、焦りがミスを招いたり、集中力が切れるという弊害を引き起こします。
TOEICでは、一つの問題に時間をかけるより、現時点での実力で解ける問題を一つでも多く解いた方がスコアを伸ばすことができます。
なので、時間を意識してテストを進めることで一つでも多くの「正解できる問題」が見つけられるよう、時間管理は必ず徹底するようにしましょう。
諦めることも作戦のうち
TOEICテストでは、実力で解けない問題は割り切って諦めることも重要な作戦の一つです。
なぜなら、今の実力で解けない問題は、どんなに頭をひねっても答えが解かるわけないからです。
TOEICでは全てのレベルの人が同じテストを受けますので、問題のレベルもバラバラです。
簡単な問題や難しい問題が、ランダムに散りばめられています。
英語初級者の方が上級者向けの問題を解くことはぶっちゃけ無理なので、解けない問題を積極的に捨てていかなければなりません。
テスト本番では「問題を捨てる」行為に躊躇してしまいがちですが、割り切って諦めてしまった方が正答率を上げられます。
気持ちの切り替えが大事
TOEICテストを受けていると、「さっきの問題、もしかしたらAじゃなくてBが正解かも・・・」と迷いが生じることも多々あります。
気持ちに迷いを持ったまま次の問題に取り組んでも集中できなかったり、内容が頭に入ってこない場合があるので、問題の切り替わりでしっかりと気持ちを切り替えることも大切です。
実際、考え直したら別の答えが見つかる(しかもその方が正解している)可能性もあります。ですが、進んだり戻ったりを繰り返すことで、必要以上に時間を浪費してしまいます。
TOEICテストでは一定のペースで問題を解き進めた方が時間配分の管理がしやすくなります。
そのため、多少自信がなかったとしても一度解いた問題は振り返らず、気持ちの切り替えを大切にしていきましょう。
以上がTOEICリーディングセクション全体のコツになります。
次からは、各パートごとの解き方のコツを具体的に解説していきます。
TOEIC Part5のサンプル問題・解答のコツ・勉強法
Part5サンプル問題
<例>
Customer reviews indicate that many modern mobile devices are often unnecessarily ——- .
(A) complication
(B) complicates
(C) complicate
(D) complicated
参照元:TOEIC公式HP
TOEIC Part5では、一つの問題文に空欄が用意されており、その空欄に入る最も適切な単語を4つの選択肢の中から答えます。
Part5解答のコツ
Part5では1問1問をテンポよく解いていくことが理想です。
そのための具体的な方法を5つ紹介していきます。
Part5で出題されるパターンは、主に以下の3パターンで固定されています。
- 品詞問題
- 語彙問題
- 文法問題
この中でも品詞問題は、空欄前後を見るだけでも答えが判断できる場合がありますので、ほんの数秒で解くことができます。
選択肢を見ることにより、問題タイプを把握することができます。
なので、問題文を読む前に先に選択肢を確認し、問題タイプを特定しておきましょう。
なお、問題タイプごとの主な戦略は以下の通りです。
- 品詞問題:空欄前後に注意して、マッチしそうな選択肢を選ぶ
- 語彙問題:問題文を読んで適切な単語を選ぶが、知らない単語ばかりなら飛ばす
- 文法問題:問題文をしっかりと読み、文脈を理解した上で解答する
問題タイプごとの対処法を決めておくことで、「考える」「解く」「諦める」の判断がしやすくなります。
問題文を読むときは、最低限のSVOCを見極めるように読むと文脈を掴みやすくなります。
先ほどのサンプル問題を例として見てみましょう。
Customer reviews indicate that many modern mobile devices are often unnecessarily complicated.
参照元:TOEIC公式HP
上記の英文をSVOCの単位で分割すると、以下のようになります。
- S: Customer reviews
- V: indicate
- O: that many modern mobile devices are often unnecessarily complicated.
(念のため)tha節内のSVOC
- S’: many modern mobile devices
- V’: are
- C’: often unnecessarily complicated
このように英文を機能ごとに分割すると、それぞれの単語が何の役割を担っているのかが明確になり、和訳しやすくなりますよね。
結局のところ、「だれが・なにを・どうした」がシンプルに読み取れれば、英文の理解はスムーズになります。
英文理解をスムーズにする切り口として、SVOCを意識的に見極めることが一番簡単な方法です。
英語の語順のまま英文を読むことでスピーディーに英文を理解することができます。
逆に「返り読み」をしてしまうと、一つの英文の中で前と後ろを行ったり来たりして時間がかかり過ぎてしまいます。
SVOCを意識したリーディングを心がければ、英語の語順で内容を理解するのは簡単でしょう。
問題文をいくら読んでも内容がわからない、答えが解からない場合は、残念ながらその問題は諦めて切り捨てましょう。
Part5の所要時間の理想は10分で、1問あたり約20秒となります。
感覚的で大丈夫ですが、20秒以上考えても全然ラチが明かないと判断したら、諦めて次の問題に進んだ方が良いでしょう。
Part5対策におすすめの勉強法
Part5で着実に点を取るためには、英文法知識が必要不可欠です。
例えば、先の解説で「品詞問題」を取り上げましたが、一口に「品詞」と言っても「名詞」「動詞」「形容詞」「副詞」「動名詞」「分詞」「接続詞」「分詞」など様々あり、用途を理解しておかなければ正解を選ぶことはできません。
基礎英文法の学習は1~2ヶ月あれば十分なので、下記の記事を参考に短期集中でマスターしましょう!
基礎英文法がマスターできたら、TOEIC演習問題でひたすら反復練習をこなします。
練習量が多ければ多いほど、本番で成果が出ます。
なお、Part5特化問題集『でる1000』を使った具体的な勉強法を以下の記事で解説していますので、参考にしていただければと思います。
TOEIC Part6のサンプル問題・解答のコツ・勉強法
Part6サンプル問題
To: Project Leads
From: James Pak
Subject: Training Courses
To all Pak Designs project leaders:
In the coming weeks, we will be organizing several training sessions for (131.) employees. At Pak Designs, we believe that with the proper help and support from our senior project leaders, less experienced staff can quickly (132.) a deep understanding of the design process. (133.), they can improve their ability to communicate effectively across divisions. When employees at all experience levels interact, every employee’s competency level rises and the business overall benefits. For that reason, we are urging experienced project leaders to attend each one of the interactive seminars that will be held throughout the coming month. (134.).
No. 131
(A) interest
(B) interests
(C) interested
(D) interestingNo. 132
(A) develop
(B) raise
(C) open
(D) completeNo. 133
(A) After all
(B) For
(C) Even so
(D) At the same timeNo. 134
(A) Let me explain our plans for on-site staff training.
引用元:TOEIC公式HP
(B) We hope that you will strongly consider joining us.
(C) Today’s training session will be postponed until Monday.
(D) This is the first in a series of such lectures.
Part6では、上記のように長文の中に空欄が設けられており、各問題に対し4つの選択肢の中から最も適切な答えを選びます。
Part6解答のコツ
Part6はPart5に似た傾向の問題形式の為、Part5対策でもある程度の効果が期待できます。
とはいえ、Part6でスコアを上げるコツも押さえておけば鬼に金棒でしょう。
Part5とPart6の大きな違いは「問題文の長さ」にあります。
Part6では出題される英文は文章量が多いため、全体の話の流れを理解していないと解けない傾向にあります。
なので、空欄前後だけを見るような「部分読み」ではなく、文全体を読んで文脈を掴むことが正答率を上げるコツになります。
長い文章を読む際は、スラッシュリーディングを活用することで素早く読み解くことができます。
スラッシュリーディングとは・・・
英文をある程度の単語のカタマリを「/(スラッシュ)」で区切ることにより、ブロック単位で読み解くテクニック
例えば、TOEIC Part1のディレクション放送文の一節でスラッシュリーディングをしてみましょう。
In the Listening test, you will be asked to demonstrate how well you understand spoken English.
引用元:TOEIC公式HP
英文の中に、「ある程度のカタマリ」でスラッシュを入れていきます。
In the Listening test, / you will be asked / to demonstrate / how well you understand / spoken English.
リスニングテストの中で/あなたは尋ねられる/証明することを/どれくらいよく理解できているか/話される英語を
こんな感じで「ある程度」のカタマリで英文を読めば、スピードを確保しつつも、文脈を掴むには十分な理解が得られるでしょう。
ちなみに、TOEICテスト本番では問題用紙への書き込みは禁止されています。なので、実際にはスラッシュを入れず、「スラッシュを入れる意識で」英文を読むようにして下さい。
Part6対策におすすめの勉強法
Part6でも文法を問う問題は多く出題されるので、文法問題に関してはPart5の対策を十分に行っておけばOKです。
Part5対策で「英文法知識の基礎固め」「文法問題の反復練習」を実践しておけば、Part6にも応用が利きます。
Part6の実践練習としては、公式問題集を使うと良いでしょう。
時間を測りながら本番形式で問題を解き、間違えた問題や理解できなかった英文の箇所について、じっくりと解説を読んで理解度を高めます。
TOEIC公式問題集は解説が分かりやすく、各問題ごとに単語リストも掲載されているので、問題を読み返して復習するのに適しています。
Part6の具体的な対策については以下の記事でも詳しく解説しています。
TOEIC Part7のサンプル問題・解答のコツ・勉強法
Part7サンプル問題
No. 147 What is suggested about the car?
(A) It was recently repaired.
(B) It has had more than one owner.
(C) It is very fuel efficient.
(D) It has been on sale for six months.
引用元:TOEIC公式HP
なお、問題は下記の3つの出題方式があります。
- シングルパッセージ(1つの文書)
- ダブルパッセージ(2つの文書)
- トリプルパッセージ(3つの文書)
Part7解答のコツ
まず問題文を読む前に、問題文の文書のタイプを把握しましょう。
そうすることで、ストーリー展開の予想がつき、キーポイントとなりそうな箇所が特定しやすくなるからです。
Part7で頻出する文書タイプは以下の通り。
- メール
- 記事
- ウェブサイト
- チャット(オンラインチャット、テキストメッセージ)
- レター(手紙、案内書)
- 広告
例えば文書のタイプがメールの場合、メールの目的やメールを出した理由を毎回必ず聞かれるので、そのような箇所にアンテナを張りながら読むことができます。
一方記事の場合、登場人物や人間関係、経歴などを把握しておくことが解答のポイントになってきます。
このように、なんとなく注目すべきポイントの先回りができるので、文書タイプの把握は真っ先に行いましょう。
Part7で英文を読む際は、ポイントとなる情報を摘まみ上げるような形で読んでいくよう心がけましょう。※いわゆる通常の読書のような丁寧な読み方は必要ありません
そうすることで、英文を読むスピードが上がるのはもちろんのこと、英文の内容を少しでも覚えていられるからです。
例えば以下の2つの文章で比較してみましょう。
<×:読書的に読む>
「この度、長らく続いていた我々〇〇株式会社と△△株式会社との合併に関し、昨日ついに合意がなされたことを発表いたします。」
<〇:情報収集だけ>
- 〇〇株式会社と△△株式会社は合併する
- 昨日合意された
このように、必要な情報だけを抜き取るように英文を読むようにしましょう。
Part6の章でも説明しましたが、英文を読む際はスラッシュリーディングの要領で読むと英文解釈が速くなります。
問題用紙にスラッシュを記入することはできませんので、あくまで”頭の中で”スラッシュを入れて読み、ブロック単位で意味取りをすることで同じ効果が得られます。
英文の内容をできる限りイメージ化すると、記憶保持がしやすくなります。
なので、設問文を見た時に「あの辺にヒントが書いてあったぞ」と思い出すのがラクになり、短い時間で問題を解けるようになります。
英文の内容をビジュアル的にイメージ化することで、問題文の全体像(ストーリーの流れ)が見えてきます。
その状態であれば、設問文でピンポイントの情報を求められてもすぐに答えが分かる、あるいはヒントとなる場所をサッと見つけることができるようになるでしょう。
とはいえ、イメージに置き換えるのが難しい英文もありますので、「できる限り」の範囲で意識的に取り入れてみてくださいね。
Part7対策におすすめの勉強法
ピンポイントの情報を問う問題もあれば、文脈から意図を予測する問題など、様々な問題タイプが混在します。
なので、問題タイプを個別に理解・対策することが近道です。
こちらの教材は問題タイプの分類や解き方のコツが丁寧にまとまっているのでオススメ。(初級~中級者向け)
一度解いた問題で構わないので、後から何度も読み直して読解の練習をすると英文理解が速くなります。
一度読んだだけではハッキリと意味が分からなかった箇所や、単語が分からなくてつまづいてしまった個所など、明確に「弱点」と言える部分はしっかりと復習しておくことが重要です。
以上がパート別の具体的な対策のコツになります。
なお、TOEICのリーディングが苦手な方にはいくつかの共通点が考えられますので、そちらについて次に解説していきます。
TOEICリーディングが苦手だと思う4つの原因
「TOEICのリーディングが苦手」と思う原因は、分解して考えると以下の4つが原因していることがほとんどです。
- 語彙力不足
- 英文法知識が弱い
- 読解力が弱い
- TOEICの問題に慣れていない
上記の内容が当てはまるようでしたら、個別に対策することでリーディングの実力を上げることができます。
それでは順に解説していきます。
語彙力不足
TOEICリーディングが苦手だと思ってしまう最も大きな原因は、単語を知らない「語彙力不足」でしょう。
知らない単語が大量に使われた長ーい英文を見ると、読む前から見る気が失せてしまいそうですよね。。。
ちなみに、TOEICでは目標スコアに応じて以下のような単語数を覚えておく必要があると言われています。
上記を見ての通り、仮に中学・高校でしっかりと英語を勉強してきた人であっても、TOEICで高得点を目指すには更に上のレベルの単語力が必要なことが分かりますね。
当然ですが、知っている単語が多ければ多いほど、英語を聞くのも読むのもラクになります。
なお、単語は一度覚えてしまえば、たくさんの英文に触れることでどんどん理解が深くなっていくという特徴もあります。
単語の理解が深まると、イチイチ日本語に変換しなくてもスッと意味が入ってくるようになりますよ。
単語暗記はなかなか根気のいる勉強ではありますが、リーディング対策には必要不可欠ですので、目標スコアに応じた単語数を目安に語彙力を高めていきましょう。
英文法知識が弱い
たくさんの英文を、限られた時間の中で処理・問題解答するためには、英文法知識がなければ上手くいきません。
「単語を知ってればなんとかなる」と思う人も多いかもしれませんが、実際のところ、それだけではTOEICリーディングを攻略するのは不可能です。
まずPart5やPart6では、ダイレクトに文法知識が問われます。
簡単な例として、Part5の選択肢に
- purchase
- purchases
- purchased
- purchasing
と並んでいた場合、どれも「購入する」という意味をコアに持つ単語なので、単語の意味で答えを選ぶことができません。
このような場合は単語の意味ではなく「品詞」を基準に選ぶ必要があり、どの品詞が適切なのかは文法的な判断が求められます。
また、Part7のような長文問題でも、英文知識があることにより速く正確に英文を読めるようになります。
英文法知識がないと、単語と単語のつながりが見えてこないので、英文を読むのに時間もかかるし、間違った解釈をしてしまう可能性も少なくありません。
読解力が弱い
読解力とは英文を読んだときに、英文が示す内容の意図を汲み取れるかという事です。
言い換えると、「この英文では”要するに”こういう事が言いたいんだな」と要約する力とも言えます。
読解力が弱いと、そもそも英文を読んでも中身を理解できず、設問の意図すら汲み取れないなどの問題があります。
例えば、(日本語文ですが)こんな問題があったとしましょう。
<問題文>
男性A)こんにちは。今週末に予定されている同僚の退職パーティーに向けてレストランの予約をしたく電話しました。・・・
<設問文>
男性Aが電話をした目的は何ですか?
<選択肢>
- レストランの場所の確認
- 今週末の予定の変更
- 会社のイベント準備(正解)
- パーティーグッズの購入
上記の場合、選択肢に「レストランの予約」という直接的な表現がありません。
しかし、問題文の「同僚」「退職」のワードから会社関係の何かであることがわかり、「パーティー」でイベントに関する何か、「レストランの予約」で何かを準備していることが読み取れますよね。
このように、「今週末に予定されている同僚の退職パーティーに向けてレストランの予約をしたく電話しました。」から「会社のイベント準備」をリンクさせるには、英文の意図を読み取る「読解力」が必要となります。
実際、TOEIC Part7では問題文の中の表現を「言い換えた」選択肢を選ぶ問題が頻繁に出題されます。
文法的に英文を解釈するのはもちろんのこと、「要するにこういうことが言いたいんだな」がイメージできる程度の読解力が非常に重要です。
TOEICの問題に慣れていない
TOEICの問題に慣れていないと、リーディングセクションが難しく感じてしまうのは言うまでもありません。
特にTOEIC問題に慣れていない人が持つ、苦手意識の主な原因は以下の3つです。
- 問題数が多い
- 問題を解くペースが速い
- 処理する英文が多い(長い)
75分という限られた時間の中で100問という問題に向き合い、しかもその半分以上はPart7の長文問題なので、頭脳的や精神的な負担は相当重いものとなります。
なお、TOEIC問題に慣れるためには、単純に練習問題を繰り返すだけではなく、
- 問題パターンを覚えるよう意識する
- 時間配分を意識する
- 文書の出題タイプを意識する
- 簡単な問題、難しい問題を意識する
など、色々な方面に意識を向けながら練習問題に取り組んだ方がウンと早く成果が表れるはずです。
いきなり全部を実践するのは難しいので、一つ一つ取り組んでいけばOKです。
TOEIC問題に慣れるまでは時間と努力が必要ですが、徐々に慣らすことで着実にスコアアップしていけるでしょう。
以上がTOEICリーディングが苦手だと思う原因になります。
当てはまるものから順に対策していきましょう!
【まとめ】時間を有効活用すればTOEICリーディング対策はやり切れる!
今回はTOEICのリーディング対策のコツについて解説しました。
TOEICのリーディングセクションで高いスコアを目指すには、十分なパート別の対策を講じることはもちろんのこと、英単語や英文法といった英語の基礎固めも重要な位置づけにあります。
そうなってくると、普段忙しい社会人にとっては「勉強時間をどれだけ確保できるか」が課題になってきますよね。
英語の学習は、机に座ってじっくりと教材と向き合う方法も大切ですが、スキマ時間を最大限に活用して「ながら勉強」も同時に取り入れることが超重要です。
例えば単語カードをスマホに入れて、通勤時やちょっとした待ち時間に語彙強化を図るなど、使える時間は最大限に使い倒して勉強時間を確保したいですね。
ちなみにスキマ時間を使ったTOEIC対策では、個人的には「スタサプ」が使い勝手が良かったです。
おもにPart5対策としてスタサプを利用しましたが、自宅で「でる1000」で反復練習しまくり、出先ではスタサプの模試を解くループが非常に相性がよかったです。
スタサプは1週間無料体験ができるので、テスト本番直前の追い込みに重宝しましたよ。
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今回の記事が参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。