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こんにちは、さとうです。
このブログでは、英語学習に役立つ情報をお伝えしています。
- TOEIC Part7がいつも時間切れになる・・・
- じっくり英文を読んでいると時間ばかりが過ぎてしまう
- かといって速く読むと内容が全然頭に入ってこない
- 速く読んでも内容が理解できるような速読のコツはない?
そんな疑問にお答えしていきます。
TOEIC Part7はTOEIC全体の中でも最大の難関と言えますが、「速読」を身に付けることができれば時間内に問題を解ききることができ、高得点を狙えます。
実際、速読には「コツ」を意識することが重要で、コツを意識しトレーニングをしたら英文を読むのが早くなり、Part7も時間を残して全問解ききることができました。
以下がその時のスコアとなります↓
今回の記事ではそんな経験を基に、TOEIC Part7で長文問題に立ち向かうための速読のコツと、速読をマスターするための勉強法について解説しています。
「いつもPart7が解ききれずに悔しい思いをしている」という方はぜひ参考にしていただければと思います!
TOEICの速読のコツをマスターするための基礎知識
「速読」というと、
- 目を動かすスピードを上げて、短い時間でたくさんの文字をインプットする
- 周辺視野を使って広くぼんやりと視界を捉える
みたいなイメージがあるかもしれませんが、どちらも間違いです。
なぜなら、「速く見る」ことにこだわり過ぎて、「内容理解」への配慮がないからです。
なので、まずは「速読」を実践する前の基礎知識として
- TOEICの速読とは「素早く情報収集するテクニック」のこと
- スラッシュリーディングは必須
- ある程度の英文法知識は完備しておく
という3つについてお伝えしたいと思います。
TOEICの速読とは「素早く情報収集するテクニック」のこと
TOEICの速読は、英文を読んで深く理解するのではなく、「素早く情報収集する」ことが目的です。
なぜなら、設問に正しく答えられるだけの理解が得られれば十分だからです。
例えば「メール」が題材の問題で、「メール送信者がどんな気持ちだったのか?」を汲み取る必要はありません。
「メールを送った目的は何?」「メール受信者が次に求められている行動は?」というピンポイントの情報さえ掴めれば、問題を解くことができます。
そのように素早く英文を処理していけば、「時間切れ」に悩まされることもありません。
なので、TOEICの英文は深く読むのではなく、「素早く情報収集する」ことに専念しましょう。
スラッシュリーディングは必須
素早く情報収集する上でスラッシュリーディングの技術は必須と言えます。
スラッシュリーディングとは
英文の途中に「/(スラッシュ)」を入れて、英文を区切りながら読む方法
スラッシュリーディングのメリットは、「一つの文章の中の話の要点を、コンパクトにまとめながら整理できるから」です。
今回はあえて日本語の文章を例にしてみます↓
「先週新しくオープンしたレストランにはたくさんの人が訪れ家族向けのテーブルからお洒落な佇まいのバーまで完備しており最寄りの駅から徒歩1分でアクセスも良好です。」
上記の文には、1つの文の中に色々な要素の情報が含まれていますが、区切りを示すものがないので情報の移り変わりが分かり難いですよね。
上記の例文をざっくり分けると、
- 先週新しくオープンしたレストラン
- たくさんの人が訪れ
- 家族向けのテーブルからお洒落な佇まいのバーまで完備しており
- 最寄りの駅から徒歩1分でアクセスも良好です。
の4つの要素が含まれています。
最初の文に比べると、細かい情報が整理されて分かりやすいですよね。
今度は上の例文にスラッシュを入れてみます↓
先週新しくオープンしたレストランには/たくさんの人が訪れ/家族向けのテーブルからお洒落な佇まいのバーまで完備しており/最寄りの駅から徒歩1分でアクセスも良好です。
最初の例文と同じ内容ですが、このようにスラッシュで区切ることで「ブロック」が出来上がります。
「ブロック」単位で話の要点がコンパクトにまとまれば、話が整理しやすくなり意味取りが簡単になりますよね。
このように、「ブロック単位」で英文を読むと情報収集が早くなるので、スラッシュリーディングは必須の技術です。
ある程度の英文法知識は完備しておく
スラッシュリーディングを実践する上で、英文法知識は不可欠です。
英文法知識が無いと
- 英文を区切る範囲が分からない
- 区切っても正しく内容を把握できない
といった事態に陥ってしまいます。
例えば先ほどの例文を英文にして見てみましょう。
There were crowded people in the newly opened restaurant which has tables for families and a nice stylish bar, located in a convenience area as one minute walk from the nearest station.
この例文にスラッシュを入れてみます。
There were crowded people / in the newly opened restaurant / which has tables / for families / and a nice stylish bar, / located in a convenience area / as one minute walk / from the nearest station.
上記のようにブロック分けすれば、要点が整理しやすくなりますよね。
ではなぜ、最初にスラッシュを入れるべき箇所の候補が上記のようになっているのか、理由が分かりますでしょうか?
答えは、文法上「There were crowded people」は一旦文章が完成しており、後に続く「in the newly opened restaurant」は、副詞として一つのカタマリが完成しているからです。
このように、英文法知識がないと正しくスラッシュリーディングができないので、イタズラにスラッシュを入れるだけの無謀なリーディングになってしまいます。
上記のスラッシュの入れ方はあくまで一例であり、必ず上記の通りである必要はありません
なので、スラッシュリーディングを正しく実践し素早く英文を読むためにも、英文法の知識は身に付けておきましょう。
速読をマスターするコツの基礎知識は以上となります。
次からは早速TOEIC Part7の速読のコツを見ていきましょう!
TOEIC Part7の英文を速読する4つのコツ
それではここからは、英文を速く読みながらも、同時に意味理解ができる速読のコツを伝授していきます。
- 問題の導入部分に目を通す
- 設問に目を通す
- 各種キーワードを確認する
- スラッシュリーディングで英文を読む
細かいテクニックを使うことで「スピード」と「理解度」の両方を獲得できます!
問題の導入部分に目を通す
まず最初に確認してほしいのが、「文書のタイプ」です。(以下の赤線と矢印の部分↓)
なぜなら、文書のタイプを確認することで、今から入ってくる情報のジャンルが大まかに把握できるからです。
それにより、頭の中の準備が整い、細かな情報が入りやすくなってきます。
例えば「e-mail」や「letter」の場合、個人から個人に対して受け渡しされるものなので、差出人や宛先、目的が問われそうだというだという予想が立ちます。
一方で「web-page」や「advertisement」の場合、「文書の中で対象としているのは誰なのか」が焦点になりそうだと予測ができます。
このように、まず導入部分のワードを真っ先にキャッチします。
まずはこの時点で「何がポイントになりそうか」の先入観を持つことが大事です。
設問に目を通す
次に各設問に目を通し、どんな情報を入手すべきかを確認しましょう。
そうすることで、この後英文を読むときに「この名前、設問に出てたな」とか、「問いの答えはこの辺にありそうだな」と大体の見当を付けられるからです。
なお、設問に目を通す際は「キーワードだけを抜き取る」というのを心がけるようにして下さい。
設問文をガッツリ訳す必要はありません。「何を知りたいか?」を把握できれば十分なので、「キーワードだけを抜き取る」という意識が重要になります。
×:直訳 | 〇:キーワードだけ | |
According to the article, what does XXX plan to do? | 記事によると、XXXは何をする計画ですか? | XXXがするつもりなのは? |
What is indicated by the advertisement? | 広告によって何が示されていますか? | 広告が示すものは? |
What is most likely true about XXX? | XXXについて最も正しいと思われるものは何ですか? | XXXについて正しいのは? |
上記のような感じで、ざっくり抜き取っておけば、答えを探すための情報としては十分です。
なお、この時点では選択肢まで目を通さないよう注意しておきましょう。
あまりたくさんの情報を詰め込んだ状態ではリーディングの邪魔になりますし、そもそも英文を読んでる最中に必ず忘れます。
英文を読む際に「この辺がヒントになりそうだな」という手掛かりになる程度の情報で十分なので、事前に設問に目を通しておきましょう。
ヒントの場所が分かれば素早く答えを見つけ出せます。
目立つキーワードを確認する
目立ったキーワードを確認し、大まかに登場キャラクターを把握しておきましょう。
そうすることで、どこでどんな情報が得られるかを大体予測することができ、全体を理解する速さが上がります。
「メールの宛先」「差出人」「会社名」「筆者」「商品名」など、文書や問題を理解する上で重要な位置づけとなりそうなキーワードをピックアップし確認します。
このように、パッと見える範囲でキーワードになりそうな箇所をざっくりと把握しておきます。
スラッシュリーディングで英文を読む
ここまで読む前の準備が整ったら、あとはスラッシュリーディングの読み方を使って「情報収集」をしていきましょう。
ある程度の「意味のカタマリ」と思われる間隔で区切りを入れて、ブロックごとに意味取りをしていきましょう。
なお、TOEICテスト本番では問題用紙への書き込みが禁止されていますので、スラッシュを入れないよう注意をしてください。
あくまでスラッシュを入れている意識で、区切り位置の目安を捉える程度にしておきましょう。
以上がTOEIC Part7で速読をする際のコツになります。
本番だけでなく、テスト前に十分にトレーニングを積んでおくと更に高い効果が期待できるので、次の章で具体的な方法を確認しておきましょう!
【効果実証済み】英文速読のトレーニング方法
ここからは、TOEIC英文の速読ができるようになるトレーニング方法について解説していきます。
トレーニングの流れは以下の通りです。
- 教材を用意する
- まずはゆっくり、じっくりと英文を理解する(精読)
- スラッシュリーディングの実践
- 徐々にスピードを速めていく
ぼく自身が実践してみて、最も効果を感じられた方法です!
それでは順に解説していきます!
教材を用意する
速読の練習をするための教材を用意しましょう。
教材は何でもOKです。
公式問題集でもいいし、パート7特化の参考書でも大丈夫です。
あえてオススメするとすれば、下記の2点ですね↓
「究極のゼミ」は、解答する際の見るべき箇所や、間違えやすいポイントを超具体的に教えてくれるので、色々な「気づき」が得られます。
「公式問題集」はETS(TOEICの問題を制作している機関)が発行する参考書なので、限りなく本番に近い問題で練習できるので、本番で実力を発揮しやすい。
迷ったら「公式問題集」を選んでおけば間違いありません。
まずはゆっくり、じっくりと英文を理解する(精読)
いきなり速く読む練習をするのではなく、まずは「精読」で英文の理解度を深めておきましょう。
精読とは
時間をかけて、細かい所まで注意しながら丁寧に読むこと(=熟読)
なぜなら、「ゆっくり読めば問題なく理解ができる」というように土台をしっかり固めた状態で、そこからスピードを上げていった方が安定した速読ができるからです。
逆に、土台がない状態でスピードだけを上げても、理解力が追いつきません。
自転車の運転と同じで、乗り方もわかってないのにスピードを出すなんて無理ですよね。まずは正しい乗り方を理解し、体が覚えたら徐々に速度を上げればいいんです。
それでは、以下の例文を精読してみます↓
<原文>
A professional, personalized voicemail message creates an excellent first impression. Business Audio Pro meets your specifications to record a customized telephone greeting within three business days!<語句>
personalized:個人化、パーソナライズ化された
voicemail massage:留守電(伝言)メッセージ
create:創り出す、開発する
meet:満たす、対応する
specification:仕様、明細、記述
record:記録、録音する
customized:特注の
greeting:挨拶
within:~以内に
business day:営業日<和訳>
TOEICサンプル問題より
プロ仕様の、個人化された留守電メッセージは素晴らしい第一印象を創り出します。Business Audio Proは電話口での特注の挨拶文の録音を3営業日以内に行い御社の仕様に対応します!
このように、まずは精読をしてみて、英文の理解度を深めておきましょう。
ちなみに、何度も練習を繰り返していて「もう精読は必要ない」と判断したらこのステップは飛ばしても結構です。
スラッシュリーディングの実践
精読が終わったら、いよいよスラッシュリーディングを実践していきましょう。
英文を読み進めながら、実際に英文にスラッシュを入れて、スラッシュの範囲で訳を考えていきます。
一度で意味取りできる範囲は人それぞれなので、自分にとって無理のない意味取りができる範囲を見極めるつもりでスラッシュリーディングをやっていきましょう。
A professional, / personalized voicemail message / creates an excellent first impression. / Business Audio Pro / meets your specifications / to record a customized telephone greeting / within three business days! /
プロ仕様の/個人化された留守電メッセージは/素晴らしい第一印象を造る/ビジネスオーディオプロは/御社の仕様に対応する/電話口での特注の挨拶文の録音を行う/3営業日以内に/
TOEICサンプル問題より
上記はスラッシュリーディングの一例で、区切る間隔は自分が心地よく意味取りできる範囲で調整してください。
色々な英文でスラッシュリーディングを繰り返し、まずはブロック単位での英文の読解に慣れていきましょう。
徐々にスピードを速めていく
スラッシュリーディングにある程度慣れてきたら、今度は速度を速める練習に移行します。
今までスラッシュリーディングをしていて「読むのに心地いいスピード」があると思いますが、そこから少しだけスピードを上げていきます。
スピードを上げる方法は2つあります。
1.通常スピードから徐々に速度を上げる方法
→無理のない範囲で読むスピードを上げていけば、英文処理に頭がパンクすることがないので、疲れにくい。
2.「読めるわけないだろ」って言うくらい速いスピードから徐々に遅くする方法
→無謀な速さを一度経験しておくと、通常より少し速いスピードでも「速い」と感じにくい。その錯覚を利用してリーディングスピードを上げる。
練習すればするほど速いスピードでも英文を理解できるようになるので、スラッシュリーディングと速読のセットを繰り返し行っていきましょう。
以上が速読のトレーニング方法になります。
コツはやはり「ゆっくり、じっくり」で土台を固めて、徐々にスピードを上げていくことですね!
「TOEIC Part7の速読」にまつわるQ&A
ネットで「速読のコツ」を検索すると色々な方法が見つかりますので、何が正解で何を信じればいいのか、疑問ばかりが募りますよね。
ここでは僕自身が試してみたことや、実践している内容を元にQ&A方式で回答していきたいと思います。
Q:返り読みをしてはいけないんですか?
A:部分的な返り読みはOKです。
そもそも「英語の返り読み」というのは、「日本語の語順で英文を読もうとしたときに、読む方向が逆になってしまう」現象のことを指します。
<例文>
Let’s exercise regularly to stay in shape.
健康を維持するために定期的に運動をしよう
このように、日本語らしい響きになるよう英語を訳そうとすると、どうしても順番が逆になってしまいます。
返り読みしない読み方(=英語の語順での読み方)をした場合、日本語訳は以下のようになります。
運動をしよう 定期的に 健康維持のために
日本語としてはキレイな響きではないものの、この語順でも「フレーズの意図を読み取る」という目的は果たせますよね。
少しギコチナイ並びに見えますが、これが「英語の語順で英語を理解する」のメカニズムです。
ここまで少し話が長くなりましたが、「返り読みをしてはいけないんですか?」という問いに対しては「部分的な返り読みはOK」という答えになります。
というのも、長い英文を一度読んだだけですべて理解することは非常に難易度が高く、場合によっては何度も同じ場所を読まないと意味が理解できない場合もあります。
僕自身も読み返しは何度もありますが、それでもリーディングセクションで時間を余らせながらもスコア925点を獲れました。
まとめると以下のようになります↓
×:日本語の語順で和訳してしまう「返り読み」
〇:必要に応じて少し前に戻り情報を再確認するための「返り読み」
基本的な英文を読む流れとして「英語の語順で読む」を守りつつ、必要に応じて返り読みをして理解を深めるのは全然大丈夫です。
Q:wpmを計ってトレーニングをした方がいいですか?
A:wpmを計らなくても速読の成果は出ます
そもそもwpmとは「Words Per Minutes」の略称で、「1分間に読める英単語の数」を表す指標となっています。
wpmが高ければ英文を読むスピードが早く、低ければ遅いことを意味します。
測定方法は単純で、
- タイマーで1分間計りながら英文を読み、その時読めた単語数をカウントする方法、
- ストップウォッチで時間を測り、一つの英文を全て読み終えた時の時間と単語数を計算する
の2パターンがあります。
なお、教材によっては「この英文を〇分で読めばwpm〇です」のように提示してくれるものもあります。
wpmは英文を読む速度の指標ではありますが、測定したからと言って読むのが速くなるものではありません。
正直、いちいち数値化しなくても、「体感的に読むのが速くなった」と実感できれば成果としては十分でしょう。
ぼく自身の経験から言いますと、wpmを測ったことは一度もありません。それでもTOEICテスト本番ではリーディングセクションで時間を余らせるくらい余裕がありました。
その時のリーディングスコアは460点です↓
なので、wpmを測らなくても速読はできるようになります。
興味があれば試してみるのはアリかなーって程度です。
Q:英文は「斜め読み」で部分的に読めばいいんじゃないですか?
A:「全文読み」を基本スタイルと決めておいた方がいいです
「斜め読み」というのは、英文を頭から読むのではなく、文頭から文末に向けて眺めるような形で見渡し、必要な情報だけを抜き取ろうという手法です。
「読む」というより「見渡す」といった方が近いですね。
一昔前のTOEICでは「斜め読み」「スキミング」「スキャニング」といった、「ピンポイントの情報だけを抜き取る手法」が流行った時期もありました。
しかし、最近はテスト問題が難化してきたこともあり、一部の情報だけを抜き取っても正しい答えが得られない場面が増えてきています。
そのため、いわゆる「斜め読み」のような局所的な戦略では太刀打ちしにくいのが事実です。
なので、「時間内に全文を読み、必要な情報だけを特定できる」能力を伸ばしたほうがスコアアップに直結しやすくなっています。
ただ一点だけ「斜め読み」が有効な場合がありまして、英語初級~中級者(TOEIC500点未満)レベルの人にとっては「斜め読み」もアリだと思います。
TOEIC500点未満ではPart7の英文を全部読み切ることは極めて難しいので、結果的に「斜め読み」となってしまい、それっぽいヒントを掴むしかありません。
時間をかけて全文読みをして全体の半分しか問題を進められないよりは、「斜め読み」になったとしても、自分なりに考えた上で全部の問題を解いた方が良い場合もあります。
長期的には「全文読み」が出来ることを目指しつつ、英語レベルに合わせて一時的に「斜め読み」で対応するのも戦略の一つです。
Q:英文の内容を正確に把握した方がいいですか?
A:正確に英文を把握するのは問題に関わる箇所のみで、他はざっくり理解でOKです。
Part7に出てくる英文に対し、隅から隅まで目を凝らして読んでいたら集中力が持ちません。
なので、大まかな流れをザックリ掴む程度で英文全体を読み、問題として問われている箇所が特定できたらその部分だけを集中して読み解きます。
緩急が大事ということですね。
実際、Part7の長文の中で、問題に直接関係する箇所はほんの一部です。直接関係しない部分にまで集中力を使うのはもったいないですよね。
ザックリ把握する部分と、正確に把握する部分で緩急をつけてリーディングをしましょう。
なお、なるべく疲れないよう英文を速く読むためにもスラッシュリーディングが役に立ちます。
【まとめ】速読をマスターすればダブル・トリプルパッセージも怖くない!
今回はTOEIC Part7で速読をするためのコツをご紹介しました。
- 問題の導入部分に目を通す
- 設問に目を通す
- 各種キーワードを確認する
- スラッシュリーディングで英文を読む
- 教材を用意する
- まずはゆっくり、じっくりと英文を理解する(精読)
- スラッシュリーディングの実践
- 徐々にスピードを速めていく
なお、今回紹介した速読のコツをマスターすれば、TOEIC最大の難関であるPart7ダブルパッセージ、トリプルパッセージ問題も難なく答えられるようになります。
ダブルパッセージ、トリプルパッセージが攻略できれば、TOEIC高得点が取れる可能性がウンと高くなります。
今回の記事が参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。