【実証済】TOEIC Part6解答のコツを教えます!独学で925点取った時の施策(勉強法・解き方)を徹底的に解説

【実証済】TOEIC Part6解答のコツを教えます!独学で925点取った時の施策(勉強法・解き方)を徹底的に解説

こんにちは、さとうです。

このブログでは、英語学習に役立つ情報を発信しています。

  • TOEIC Part6の解答のコツを知りたい
  • TOEIC Part6で迷わず正解が選べる方法はあるの?
  • TOEIC Part6の勉強方法のコツもあれば教えてほしい

今回は、上記のような悩みを解決する記事を用意しました!

TOEIC Part6では、いわゆる「ひっかけ」的な意地悪な問題は少ないので、出題される英文を正しく理解できれば答えられる問題がほとんどです。

なので、「TOEIC Part6が苦手・・・」という方は、「英文読解力が低い」「英文を読むスピードが遅い」という根本的な問題を解決する必要があります

さとう
さとう

実はぼく自信も、昔はTOEIC Part6を甘く見ていて、なかなかスコアを伸ばせなかった経験があります。しかし、地道な勉強をコツコツ続けることでTOEIC925点まで伸ばすことができました。

TOEIC925点

今回の記事では、TOEIC Part6でハイスコアを取るための問題の解き方のコツや、対策をする際に注意すべき勉強のコツを解説しています。

「長い英文は読める気がしない・・・」という方は、今回の記事をぜひ参考にしていただければと思います!

TOEIC Part6の概要(出題形式・問題数・制限時間)

TOEIC Part6の概要(出題形式・問題数・制限時間)

まずはTOEIC Part6の全体的な概要から確認していきましょう。

TOEIC Part6は、Part5との共通点は多いものの、英文や問題の難易度は少し高めとなっています。

そのような相違点や、Part6特有の問題パターンに注意しながら概要を見ていきましょう。

TOEIC Part6の出題形式

Part6では、下記のように長文の中に空欄が設けられており、各問題に対し4つの選択肢の中から最も適切な答えを選びます。

To: Project Leads

From: James Pak

Subject: Training Courses

To all Pak Designs project leaders:

In the coming weeks, we will be organizing several training sessions for (131.) employees. At Pak Designs, we believe that with the proper help and support from our senior project leaders, less experienced staff can quickly (132.) a deep understanding of the design process. (133.), they can improve their ability to communicate effectively across divisions. When employees at all experience levels interact, every employee’s competency level rises and the business overall benefits. For that reason, we are urging experienced project leaders to attend each one of the interactive seminars that will be held throughout the coming month. (134.).

No. 131

(A) interest
(B) interests
(C) interested
(D) interesting

No. 132

(A) develop
(B) raise
(C) open
(D) complete

No. 133

(A) After all
(B) For
(C) Even so
(D) At the same time

No. 134

(A) Let me explain our plans for on-site staff training.
(B) We hope that you will strongly consider joining us.
(C) Today’s training session will be postponed until Monday.
(D) This is the first in a series of such lectures.

引用元:サンプル問題|TOEIC Listening & Reading Test|【公式】TOEIC Program|IIBC (iibc-global.org)

上記のように、1つの長文に対して設問が4つ用意されています。

その他Part6の基本情報は以下の通りです。

問題形式   長文穴埋め文章内に空欄が設けられており、4つの選択肢の中から最も適切なものを選ぶ選択肢は単語一語の場合や、2語以上、文章などもある
問題数16問
時間リーディングセクション全体で約75分
TOEIC Part6超基本情報

リーディングセクションはPart5~Part7のトータルで約75分という時間制限なので、パートごとに時間が決まっているわけではありません。

なので、各パートにどれくらいの時間を配分するかは、自分で決める必要があります。

時間配分のコントロールについては後ほど詳しく解説しますが、Part6では約10分程度で16問すべてに答えられるのが理想的です

TOEIC Part6で出題される問題タイプ

TOEIC Part6で出題される問題タイプにはある程度の規則性があります。

問題タイプを理解しておくと事前対策を有効に打つことができるので、どんな種類があるのかを確認しておきましょう。

まずはこちらで本体となる英文に一度目を通しておいてください↓

To: Project Leads

From: James Pak

Subject: Training Courses

To all Pak Designs project leaders:

In the coming weeks, we will be organizing several training sessions for (131.) employees. At Pak Designs, we believe that with the proper help and support from our senior project leaders, less experienced staff can quickly (132.) a deep understanding of the design process. (133.), they can improve their ability to communicate effectively across divisions. When employees at all experience levels interact, every employee’s competency level rises and the business overall benefits. For that reason, we are urging experienced project leaders to attend each one of the interactive seminars that will be held throughout the coming month. (134.).

引用元:サンプル問題|TOEIC Listening & Reading Test|【公式】TOEIC Program|IIBC (iibc-global.org)

それでは、上記の英文に対して問われる問題を、タイプごとに見ていきましょう。

品詞問題

No. 131

(A) interest
(B) interests
(C) interested
(D) interesting

サンプル問題|TOEIC Listening & Reading Test|【公式】TOEIC Program|IIBC (iibc-global.org)

こちらはPart5でも見慣れた形の出題ですよね。

似たような単語が4つ並んでおり、その中から最も適切な品詞を選ぶタイプの問題です。

語彙問題

No. 132

(A) develop
(B) raise
(C) open
(D) complete

サンプル問題|TOEIC Listening & Reading Test|【公式】TOEIC Program|IIBC (iibc-global.org)

4つそれぞれ違った意味の単語が並んでいますので、空欄前後の文章にマッチする適切な語を選び、答える問題です

文法問題

No. 133

(A) After all
(B) For
(C) Even so
(D) At the same time

サンプル問題|TOEIC Listening & Reading Test|【公式】TOEIC Program|IIBC (iibc-global.org)

前置詞や接続詞の中から、空欄の前と後ろの英文が適切に結びつくよう適切な語や節を選択します。

結ぶ場合、対比する場合、相反させる場合など、前後の文脈をしっかりと理解していないと正しい選択肢を選ぶのが難しいのが特徴です

文選択問題

No. 134

(A) Let me explain our plans for on-site staff training.
(B) We hope that you will strongly consider joining us.
(C) Today’s training session will be postponed until Monday.
(D) This is the first in a series of such lectures.

サンプル問題|TOEIC Listening & Reading Test|【公式】TOEIC Program|IIBC (iibc-global.org)

TOEIC Part6最大の特徴ともいえるのがこの「文選択問題」です。

選択肢の文を一つ一つ読んで内容を理解し、本文にもっとも適切なものを選ぶ必要があるので非常にレベルが高いです

以上がTOEIC Part6問題の概要となります。

出題形式はPart5に似ているものの、英文が長いので処理する英語の量はPart5に比べて格段に増えます

そうした事実を踏まえ、Part6問題の解き方のコツや勉強方法を次からの章で確認しておきましょう。

TOEIC Part6の解き方のコツ

TOEIC Part6の解き方のコツ

TOEIC Part6の問題に応じた解き方のコツを理解しておくことで、テンポよく解答を進められるようになり、正解できる確率も高くなります

ここではPart6を解く際に意識すべき3つのコツについて解説しますので、テスト本番でぜひ活用していただければと思います。

コツ1:文書は全文読む

Part6で出題される文書は、全文読みながら解答を選ぶようにしましょう。

なぜならPart6では、Part5のように「ピンポイントでヒントが見つかる」というチャンスは極めて少なく、長い範囲で意味を理解していないと答えられない問題がほとんどだからです

※仮にピンポイントで解答できる問題が出てきたとしても、後々の問題で全体を理解していないと解けない問題が出てきます

記事の冒頭で紹介した例文で見てみましょう。

At Pak Designs, we believe that with the proper help and support from our senior project leaders, less experienced staff can quickly (132.) a deep understanding of the design process.

No. 132

(A) develop
(B) raise
(C) open
(D) complete

サンプル問題|TOEIC Listening & Reading Test|【公式】TOEIC Program|IIBC (iibc-global.org)

上記の英文で、空欄の少し前に目を向けると「staff cna quickly…」とあるので、空欄には動詞が入ることはわかります

しかし選択肢は全て動詞の原形なので、文法的にはどれを選んでも間違いにはなりませんね。

となると次は、それぞれの動詞の意味を考えた時に、どの選択肢が英文に最もマッチするか?という判断基準で正解を選ぶ必要があります

そのためには、問題カ所に至るまでの話の経緯も把握しつつ、後からの話の流れも理解しておく必要があるので、結局長い範囲を読むことになります

このように、Part6では広く英文を読んで答えを判断する問題がほとんどなので、英文を頭から読みながら問題を解く方法が最も効果的です

部分読みや飛ばし読みをすると、答えを選ぶ判断材料が十分得られず、結局読み直すことになり逆に時間のロスになるので注意しましょう。

コツ2:時間配分をコントロールする

リーディングセクション全体のバランスを考え、Part6に充てられる時間をあらかじめ決めておきましょう。

そうすることで、「Part7が時間切れになり、塗り絵して終わってしまった・・・」という悲惨な事故を防ぐことができます

リーディングセクションの制限時間は約75分です。

そこから、各パートの問題数や難易度を考慮して制限時間を決めると、大体下記のような時間の割り振りが現実的で妥当と言えるでしょう↓

パート問題数制限時間
Part530問10分
Part616問10分
Part754問55分
リーディングセクションの時間配分

上記の表のとおり、Part6は10分以内(できればそれより早く)に完了できるのが理想となります

Part6では合計4つの長文が用意されているので、一つの長文あたり2.5分で解答できれば、制限時間内に収まる計算になります。

テスト本番中は時計を見ながら、特に「時間をかけすぎていないか」という点に注意して時間配分を上手くコントロールしましょう

時間をかけても分からない問題は、どれだけ考えても時間のムダです。その問題は切り捨て、気持ちを切り替えて次に進みましょう。

コツ3:問題パターンごとに対処する

そもそも問題数の少ないPart6ですが、問題パターンのバリエーションも少ないので対処がしやすいです

問題パターンごとのコツを把握しておけば、ヒントとなるポイントを特定しやすくなり、正解を選びやすくなります。

Part6で頻繁に出題される問題パターンは以下の通り↓

Part6でよく出る問題パターン
  • 品詞問題
  • 語彙問題
  • 文法問題
  • 文選択問題
さとう
さとう

全文を読んで英文全体の内容を理解しつつ、ピンポイントの情報を収集することでさらに正解率を上げるイメージですね。

品詞問題

Part5でもお馴染みの品詞問題。こちらはPart5同様、空欄の前後を見ることで答えを特定しやすくなります。

<設問>

No. 131

(A) interest
(B) interests
(C) interested
(D) interesting

<ヒントとなる英文>

we will be organizing several training sessions for (131.) employees.

サンプル問題|TOEIC Listening & Reading Test|【公式】TOEIC Program|IIBC (iibc-global.org)

空欄前後を見ると「前置詞+(  )+名詞」となってるので、名詞を前から直接修飾できる形容詞に答えを絞ることができます。

形容詞になれるのは(C)のinterestedと(D)のinterestingだけで、文意からして「関心のある従業員」という意味になる(C)が正解だと分かりますね。

さとう
さとう

品詞問題は、「意味」よりも「配置」に注意するのがポイントです!

語彙問題

語彙問題は、空欄前後で判断できる場合もあるが、空欄の少し前・あるいは後にヒントが隠される場合もあります。

語彙問題はピンポイントに絞るのではなく、空欄前後の少し広い範囲読んでから正解を選ぶのが無難です

<設問>

No. 132

(A) develop
(B) raise
(C) open
(D) complete

<ヒントとなる英文>

At Pak Designs, we believe that with the proper help and support from our senior project leaders, less experienced staff can quickly (132.) a deep understanding

サンプル問題|TOEIC Listening & Reading Test|【公式】TOEIC Program|IIBC (iibc-global.org)

選択肢には述語動詞が並んでおり、空欄直後には目的語となる「a deep understanding(深い理解)」が配置されているので、この目的語と最も相性の良い動詞を選ぶのがポイント

この例題の場合、いきなり(A)を選べる人は少ないと思うが、消去法で考えてみても(B)(C)(D)は合わないことが分かります。

(B) raise:深い理解を上げる

(C) open:深い理解を開ける

(D) complete:深い理解を完了する

よって、上記の消去法から考えても(A)のdevelopが正解だと分かりますね。

さとう
さとう

「消去法」は正解を導き出す強力なテクニックです。判断に少し時間はかかりますが、正解を選べる確率が上がるのは大きなメリットですね!

文法問題

文法問題は、空欄の前の1文と後の1文を比較させる構造が多いので、ピリオドの位置を一つの区切りとして捉え、空欄前と後ろそれぞれを確認しましょう

<設問>

No. 133

(A) After all
(B) For
(C) Even so
(D) At the same time

<ヒントとなる英文>

less experienced staff can quickly develop a deep understanding of the design process. (133.), they can improve their ability to communicate effectively across divisions.

サンプル問題|TOEIC Listening & Reading Test|【公式】TOEIC Program|IIBC (iibc-global.org)

前の一文、空欄、後ろの一文を抽出してみました。

英文の意味を考えると、「経験の浅いスタッフでも早期にデザインプロセスの深い理解を発展させることができます。(    )、彼らは部署を超えた効率的なコミュニケーション能力も向上することができます」と捉えることができますね。

前半で「〇〇ができます」、後半でも「〇〇ができます」と似たような文意が続いているので、この2つの文の間には「並列」的な意味合いを持つ「At the same time(同時に)」がピッタリです。よって正解は(D)となります。

さとう
さとう

文法問題の場合、空欄の直前・直後だけでなく、「その話に至った経緯」「その後どうなる(なり得る)」をはかり知るのは難しいでしょう。

文選択問題

文選択問題は、

  • 文書全体の意味を正しく理解していること
  • 4つの選択肢の意図も正確に理解していること

が前提となります。(当たり前すぎてスミマセン・・・)

言い換えると、選択肢にある一つ一つの文章を丁寧に読み取り、「正解か?」「不正解か?」を慎重に判断しなければなりません

そのため、文選択問題のコツは一つ一つの選択肢を読む時間を確保することとなり、それ以外の問題を素早く解くことが重要となります。

一応、今回の例題でもどのように正解を選ぶかについて解説します。

<設問>

No. 134

(A) Let me explain our plans for on-site staff training.
(B) We hope that you will strongly consider joining us.
(C) Today’s training session will be postponed until Monday.
(D) This is the first in a series of such lectures.

<ヒントとなる英文>

For that reason, we are urging experienced project leaders to attend each one of the interactive seminars that will be held throughout the coming month. (134.).

サンプル問題|TOEIC Listening & Reading Test|【公式】TOEIC Program|IIBC (iibc-global.org)

ラッキーなことに、今回の問題に関しては最後の一文を読めば答えが見つかりそうですね。

上記の文章では「経験豊富なプロジェクトリーダーたちのセミナーへの参加を要請します」となっています。

この文脈に対し、「我々はあなたがセミナー参加を熟考してくれるのを期待しています」の(B)が最も文意に適しており、その他の選択肢は話のつながりがオカシイですね。

よって、正解は(B)となります。

以上が問題パターンごとの対処方法になります。

基本的に文章全体を読み進めるようにしつつ、空欄の周りは問題パターンによってヒントを探す範囲を調整するって感じですね。

さとう
さとう

慣れてくると、浅く読む部分と深く読む部分の使い分けが上手になってきますよ。

そのためにも、次に紹介する勉強法でコツをおさえ、素早く解答ができるよう準備しておきましょう!

TOEIC Part6の勉強では2つのコツを意識しよう

TOEIC Part6の勉強では2つのコツを意識しよう

TOEIC Part6に特化した勉強法というのは、それほど多くありません。

というのも、Part5対策をみっちり行っていれば英文法知識はかなり身に付くので、あとは長文を読む練習さえしておけばスコアアップを狙えます

実際、Part5とPart6の問題パターンを比較すると、下記の通りの共通点が見つかります。

Part5Part6
品詞問題
語彙問題
文法問題
文選択問題
Part5とPart6の問題パターン比較

なので、大部分はPart5対策でカバーしつつ、Part6特有の「文選択問題」や「長い文章を読むための読解力」を伸ばす勉強を取り入れていけばOK

上記2つの勉強法について詳しく解説していきます。

Part5対策をして文法問題に備える

先述した通り、Part6対策の大部分はPart5対策をみっちり行うことでカバーすることができます。

なお、Part5対策の主な項目は以下の通りです。

Part5の主な対策項目
  • 英文法の基礎を身に付ける
  • 問題パターンごとに解答の仕方を覚える
  • 問題パターンをランダムにして、たくさんの練習問題を解く

上記の勉強の進め方は、基礎⇒応用に発展していく流れをイメージしているので、初心者の方や英語が苦手な方でも無理なく取り組める方法となっています。

具体的な勉強法は「【実証済】TOEIC Part5解答のコツを教えます!独学で925点取った時の施策(勉強法・解き方)を徹底的に解説」で徹底的に解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

英語の長文が読める練習をする(長文読解)

ある程度長い英文を読み、素早く理解できるようになっておくことはPart6対策で非常に重要です

Part6では比較的長めの英文を、なるべく早く読んで正解を見つけ出したいですが、そのためにはしっかりと練習を積んでおく必要があります。

なお、長文を読む際は「スラッシュリーディング」を取り入れ、応用すると読解がしやすくなります

スラッシュリーディングとは?

ある程度の単語の区切りごとに「/(スラッシュ)」を入れて、カタマリで英文を読解する方法。

例えば、記事冒頭で紹介した例題を使ってスラッシュリーディングをしてみましょう。
※ここでは問題となる空欄にあらかじめ解答を入れておきます

In the coming weeks,/ we will be organizing/ several training sessions/ for interested  employees./ At Pak Designs,/ we believe that/ with the proper help and support/ from our senior project leaders,/ less experienced staff/ can quickly develop/ a deep understanding/ of the design process. 

上記のようにある程度の単語のカタマリをスラッシュで区切り、スラッシュごとに簡潔な訳を当てていきます。

In the coming weeks,これからの数週間 / we will be organizing 私たちは企画する/ several training sessions いくつかの教育セッションを/ for interested employees. 興味のある社員に向けて/ At Pak Designs, Pak Designにおいて/ we believe that 私たちは強く信じます/ with the proper help and support 適切な支援と支持があれば/ from our senior project leaders, 私たちのプロジェクトリーダーからの/ less experienced staff 経験の浅いスタッフ/ can quickly develop 早急に発展できる/ a deep understanding 深い理解/ of the design process. デザインプロセスの/

どうでしょう?

日本語だけを繋げちゃうとカタコトのように見えますが、それでもザックリとした意味は伝わるのではないでしょうか?

このようにある程度のカタマリごとに、少し抽象的に英文を読んだとしても、英文の意図したい内容は案外理解できることが分かります。

スラッシュリーディングは、「文選択問題」の選択肢を読み解く時にも役立ちます。

  1. Let me explain/ our plans/ for on-site staff training.
  2. We hope that/ you will strongly consider/ joining us.
  3. Today’s training session/ will be postponed/ until Monday.
  4. This is the first/ in a series of/ such lectures.
  1. 説明させてください/私たちの計画/スタッフ実地教育に向けた
  2. 私たちは願います/あなたが強く検討すること/私たちに加わる
  3. 今日の教育セッション/延期されます/月曜日まで
  4. これが最初/一連の/この手のレクチャーの

なお、スラッシュを入れる場所や間隔や、抽象化の度合いは、個人のさじ加減によっても異なります。

自分にとってどれくらいで区切るのが心地よい、読みやすくなるかを探るためにも、たくさんのPart6問題やその他の英文(Part7など)を使い、色々なパターンでスラッシュリーディングの練習をしてみてください。

ちなみに、TOEICテスト本番では問題用紙への書き込みが禁止されているので、直接スラッシュを書き込まないよう注意してください。書き込みはせず、意識としてスラッシュを入れてるつもりで英文を読みましょう。

さとう
さとう

以上がPart6でスコアを上げる勉強法のコツにります。

基本的にPart5の対策がしっかりできていれば応用が利きますので、あとは長文を読む練習をしておけばバッチリです!

【まとめ】英文法を極めてTOEICスコア200点稼ごう!

【まとめ】英文法を極めてTOEICスコア200点稼ごう!

今回はTOEIC Part6について、テスト本番で使える解答のコツや、勉強法に関するコツを紹介してきました。

Part6では若干の長文読解力が求められるものの、基本的には文法力が試される問題がほとんどです。

ということは、英文法の知識を高めれば高めるほど、Part5とPart6でのスコアをどんどん伸ばしていくことが可能になります。

ちなみに、Part5とPart6の問題数を合わせると、合計で46問になります。

リーディングセクション全体で100問なので、言い換えると文法問題で46%約半分を占めている計算になります。

リーディングセクションの満点は495点なので、英文法を極めて46問全問正解できれば、スコアとして何点稼げるでしょうか?

495点×0.46=227.7点!

TOEICは5点刻みのスコア評価なので、少し低く見積もっても文法で225点も稼ぐことができます!

Part7の対策となると、長文読解、ダブル・トリプルパッセージ対策、速読、終わりのない単語暗記などなど、、、スコアアップに向けてやるべきことが多すぎます。

その点Part5とPart6では「英文法の習得」という非常にシンプルな勉強のみで約200点もスコアを稼げるならば、勉強における投資対効果はめちゃくちゃ高いですね。

英文法が体に染み込めば染み込んだだけTOEICスコアや英会話力向上に直結しますので、じっくりと腰を据えて英文法学習に取り組んでいきましょう。

今回の記事が参考になりましたら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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