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こんにちは、さとうです。
当ブログでは、英語学習に役立つ情報をお届けしています。
「TOEICって、何点取れれば「すごい!」と思われるの?」
今回は、上記の疑問を解決できる記事をお届けします。
- 40代ふつうのサラリーマン(工場勤務)
- 英検2級
- TOEIC925点
- 4年間のカナダ駐在生活経験
僕自身、コツコツと英語の勉強を続けてきた結果、社会人として働きながらでも、独学でTOEIC925点まで伸ばすことができました。
念願だったカナダへの海外出向のチャンスも掴み取り、4年間にわたり現地メンバーと共に様々な業務に携わってきました。
正直なところ、「すごい!」と思うTOEIC点数は人によって印象が変わるのが事実ではあります。
例えばTOEIC400点台の人が、TOEIC600点以上の点数を取れる人に対して「すごい!」と思ってしまいますよね。
なので今回は、客観的な事実を元に「すごい!」と思われるTOEICの点数を深堀してお伝えしていきたいと思います。
この記事でわかること
- 「すごい!」と思われるTOEIC点数は800点!
- TOEIC800点の英語レベルのすごさ
- TOEICで「すごい」と思われるメリット3選
- TOEICの点数を効率的に上げる方法
TOEICの点数で周囲をぶち抜きたいと思う方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
「すごい!」と思われるTOEIC点数は800点!
結論から言いますと、周りから「すごい!」と思われるTOEIC点数は「800点以上」と言えるでしょう。
理由は以下の通り。
- TOEICの全国平均スコアは600点台
- 一部企業ではもはや700点台はスタンダード
- 「すごい!」とは「能力が並外れている」ことの証明
それでは詳しく解説していきます。
TOEICの全国平均スコアは600点台
まず知っておきたい事実として、IIBCより公表されている最新データでは、TOEICの全国平均スコア608点(2022年実績)となっています。
TOEIC600点でも十分に高い点数だと思うかもしれませんが、全国的には「平均点」という位置づけとなっています。
言い換えると、TOEIC600点レベルでは「平均=普通」と解釈できますね。
なので、TOEICの点数で「すごい!」と思わせるには、600点レベルでは到底不十分であることが分かります。
一部企業ではもはや700点台はスタンダード
最近では昇格する・しないに関わらず、入社時からTOEIC700点以上を条件とする企業も増えています。
例えば、NTT東日本、ファーストリテイリング、三菱電機、旭化成、竹田製薬など、名だたる企業が「採用基準」としてTOEIC700点以上を求めています。
海外の顧客獲得や海外の仕入れメーカーからの供給など、国内外との連携はどんどん発展していく可能性が高いですね。
実際、外務省の調査によりますと、2017年の海外に在留する日本人は135万人もいると報告されています。
グローバル化を目指す企業の中では、TOEIC700点台はすでにスタンダードになってきていることが分かります。
「すごい!」とは「能力が並外れている」ことの証明
そもそも「すごい!」と思わせるためには、「能力が並外れている」状態を証明しなければなりません。
先述した通り、
- TOEIC600点は全国平均レベル(普通)
- 一部企業ではTOEIC700点が要求レベル
であることを考慮すると、少なくともTOEIC800点レベルでいなければ「すごい!」という印象を与えることはできません。
TOEIC受験者のレベルは上っていく一方なので、その中でも頭角を見せつけ周りから「すごい!」と思わせるためには、TOEIC800点を目指す必要があります。
以上がTOEICで「すごい!」と思われる点数とその根拠になります。
次の章でTOEIC800点レベルの英語力はどのくらい「すごい」のかを確認していきましょう。
TOEIC800点の英語レベルはどのくらいすごい?
TOEIC点数で「すごい!」と思われるのは800点台となりますが、英語力ではどのくらいの実力があるのか気になりますよね?
ここからは、TOEIC800点レベルがどれくらいすごい実力を持っているのかについて解説します。
TOEIC800点レベルの英語力評価
IIBCが発行する「TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表」によりますと、TOEIC800点では以下の評価がされています。
どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている。
通常会話は完全に理解でき、応答もはやい。話題が特定分野にわたっても、対応できる力を持っている。業務上も大きな支障はない。
正確さと流暢さに個人差があり、文法・構文上の誤りが見受けられる場合もあるが、意思疎通を妨げるほどではない。
また、別の規格としてCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)での評価では、以下のように述べられています。
B2:自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的な話題でも具体的な話題でも、複雑な文章の主要な内容を理解できる。
会話の内容が複雑でも十分に理解し対応できる英語力があるので、ビジネスの現場でも即戦力として活躍できますね。
英語処理能力は極めて高い
TOEIC800点台が取れる人は、極めて高い英語処理能力を持っています。
というのも、TOEIC800点を達成する人は、
- 英単語力
- 英文法力
- 読解力
- リスニング力
- 上記を総合して瞬時に内容を理解する能力
を、バランスよく、かつ高いレベルで習得できているからです。
例えば英単語力に関しては、TOEIC800点レベルでは8500語の暗記が必要とされており、TOEIC500点レベルである4000語の倍以上の数となります。
英文法においても、文法を知ってるだけでなく英文を見た時に瞬時に文法的解釈ができるほどの深い英文法知識を備えてなければいけません。
このように、TOEIC800点レベルでは一つ一つの英語基礎力が非常に高いので、英語処理における能力も極めて高いことが分かります。
TOEIC800点台ならA3報告書が作れる
TOEIC800点レベルの英語力があれば、現地向けのA3レポートも軽々と作成できてしまいます。
下記の画像は、カナダ駐在中に僕が作った実際の報告書になります。
上記の報告書を作った当時はTOEIC845点でした。報告書は伝えたい言葉をなるべく簡潔に繋いでいく作業なので、これくらいのボリュームはわりと楽勝です。
このように、TOEIC800点レベルであれば豊富な英単語と英文法知識のおかげで英文ライティングはスラスラできます。
その他、プレゼン資料、電子メール、調査報告など、英文がスラスラ作れることで業務全体が効率的に進められます。
以上がTOEIC800点レベルの「すごさ」になります。
なお、TOEICで「すごい」と評価されると、仕事で思わぬチャンスが飛び込んできますので、そちらを次章でお伝えしていきますね!
TOEICで「すごい」と思われるメリット3選
TOEICで「すごい」というポジションを確立すると、以下のメリットがあります。
- 社内で有名人になれる
- 部長、役員クラスに名前と顔を覚えられる
- 海外業務案件が飛び込んでくる
なお、「TOEICで高得点を取ると転職で有利になる」という情報が溢れていますが、別に転職をしなくたって十分に大きなメリットを受けられます。
なので、今回は今現在勤務する会社内で得られるメリットに焦点を当てて紹介していきます。
社内で有名人になれる
まずTOEICの点数で周囲をぶち抜くことができると、想像以上に有名人になります。
実際に僕自身に起こった出来事で言うと、
「さとうさんって、英語がすごいんですよね?!」
「さとうさんって、TOEIC満点なんですよね?!」
「さとうさんって、英語ペラペラなんですよね?!」
のように、たくさんの人から頻繁に声をかけられるようになりました。(ちょっと話が盛られているのですが・・・)
驚いたことに、知らない人からもそのように話しかけられることも多々あり、TOEICで認知される影響力の大きさを実感しています。
TOEIC点数の高さを評価されるのはもちろん嬉しいですが、英語の話をキッカケに人の輪が広がることも非常に嬉しいですよ。
部長、役員クラスに名前と顔を覚えられる
TOEICの点数がすごいと、普段接する役職の人を超えて、部長や役員クラスにも顔を覚えてもらえるようになります。
やはり会社の中でも上層部の人たちはグローバル化への想いが強いので、英語力の高い社員に対しては関心度も高いようです。
業務面で評価を受けるのは相当の努力が必要ですが、英語力で飛び抜けていると、それだけでも価値の高い人材だと認知してもらえます。
特に役員クラスに認知されると、その下の部長クラスにも自然と噂が広がりますので、認知度を上げる効果は想像以上に高いです。
海外業務案件が飛び込んでくる
TOEICですごい点数を叩き出し、英語力が高いという認知が得られると、海外業務の案件も自然と飛び込んできます。
例えば僕の場合ですと、
- 担当もしていない領域の海外向け資料の英訳
- 外国人訪問者が来た時の通訳兼アテンド対応
- 他部署からの海外戦略会議のヒアリング依頼
といった案件がポツポツと舞い込んできます。
通常業務では触れることのない領域の事情を知ることができるので、スキルや知見、さらには人脈を広げる絶好のチャンスを掴めます。
海外業務案件に対応することで自分自身の英語力向上も図れるのも嬉しいポイントの一つですね。
TOEICの点数を効率的に上げるには?
TOEICで「すごい!」を認められるほどの点数(=800点)を取るためには、相応の努力が不可欠です。
TOEIC800点を目指すには以下の項目を重点的に取り組んでいくと良いでしょう。
- 語彙力を強化する
- 英文法を極める
- 公式問題集でひたすら反復練習する
- 音読やシャドーイングなど、アウトプット系トレーニングも取り入れる
それでは一つ一つ詳しく解説していきます。
語彙力を強化する
記事内でもお伝えした通り、TOEIC800点を達成するには約8500語もの単語を覚えておく必要があります。
もちろん8500語もの単語はすぐに記憶できるものではないので、ある程度の長期戦で考えておくことが重要です。
なお、単語の暗記においては「イメージ記憶」を活用した学習が最も効果的です。
単語帳に並べられた単語を機械的に頭に詰め込むのではなく、例文の中で単語を覚えることによりイメージを膨らませて、記憶させる方法です。
この「イメージ記憶を活用した単語暗記」に関しては『DUO3.0』が最適ですね。
その理由としては以下の通り。
- 2569語の単語をたった560本の例文にギュッと凝縮されている
- 派生語、関連語、同意語、反対語を含めた収録語数は7866語
- 例文がストーリー仕立てになっているので記憶に残りやすい
僕自身もDUO3.0のヘビーユーザーで、ボロボロになるまでDUOを使い倒しています。
英語学習者の中でも長年にわたり愛され続ける単語帳なので、ぜひ参考にしてみてください。
【実践レビュー】DUO3.0と5年付き合ったリアルな体験談を徹底解剖英文法を極める
TOEICで効率的に点数を上げるためには、英文法知識は不可欠な存在です。
というのも、英文法はリスニングにもリーディングにも両方に対して、等しく効果を発揮するからです。
リスニングセクションで聞き取りに苦手意識を持つ人は多いですが、意外にも「聞き取った英文を正しく理解できていない」という原因に気づいていないパターンが多いです。
英文法を身につけていれば「聞き取り⇒内容理解」が瞬時にできるようになり、「リスニングが苦手」という悩みの解消ができます。
また、リーディングセクションではPart5で文法問題が出題されるので、このパートの正答率をどれだけ上げられるかが高得点達成の重要なカギになります。
なおPart7の長文問題でも、英文法知識が高いほど素早く英文を読むことができ、それに比例して正答率も高くなっていきます。
このように、英文法は英語基礎能力なので、対策すればするほどTOEIC全体に効果を発揮します。
英文法を一発で確実にマスターしたいという方は、ぜひ下記の講座をチェックしてみてください。
公式問題集でひたすら反復練習する
英単語、英文法が一通り身についたら、実戦形式の演習問題で反復練習をしていきましょう。
「問題を解く⇒間違いを見つける⇒間違えた原因を突き止める⇒復習する」の繰り返しにより、英語に対する理解度はドンドン深くなっていきます。
特に単語・文法の間違いや理解不足は、その都度必ず修正しておきましょう。その積み重ねが「間違い」を減らす一番の特効薬です。
また、普段から本番形式の練習を積んでおくことで、テスト本番でも練習の成果を出しやすくなるメリットもあります。
本番形式の演習はTOEIC公式問題集一択で十分です。
音読やシャドーイングなど、アウトプット系トレーニングも取り入れる
音読やシャドーイングなど、自ら英語を「アウトプット」するトレーニングも行うと、英語理解のスピードが更に加速します。
音読とは:
英文を目で追いながら、声に出して読み上げること
シャドーイングとは:
英文を見ないで、英語音声を再生し、音声より少し遅れて聞き取った内容を声に出してスピーキングすること
「TOEICは『聞く・読む』のテストなので、スピーキングは関係ないのでは?」と思うかもしれませんが、実はあえて英文を声に出すことが「聞く・読む」の能力を引き上げてくれるのです。
なぜなら、「英文を声に出して発生する」行為は、単純な「聞く・読む」に比べて負荷の高い作業となり、それにより
- 注意深く音声の音に耳を傾けるので、リスニング力が上がる
- お手本音声をマネることで、イントネーションや発音が身につく
- 反復練習により英文の構成が直感的に理解できる
という高い効果を得られるのです。
なお、シャドーイングにおいては脳科学的にも効果が立証されており、脳内ワーキングメモリの強化に繋がるほか、同時通訳者訓練の一環としても取り入れられるほど効果的かつ有名なトレーニングです。
音読やシャドーイングを普段の勉強メニューに取り入れ実践することで
- 細かな音の違いを聞き分けるリスニング力
- 聞いた瞬間、読んだ瞬間に内容が理解できる読解力
- 英語を英語のまま解釈できる英語脳
といった能力が発展していきますので、効率的にTOEIC点数を上げていくためには必須のトレーニングと言えるでしょう。
以上がTOEICの点数を効率的に上げる戦略になります。
最後にとっておきの情報をお伝えさせてください。
【まとめ】TOEIC点数が「すごい!」人材は市場価値が高い
今回は「TOEICの点数って、実際のところ何点からすごいの?」という疑問にお答えしてきました。
本記事をまとめると以下の通りです。
- 周りから「すごい!」と認められるTOEICスコアは800点
- TOEIC800点レベルは専門分野の話題でさえも理解できる程の英語力
- TOEICで「すごい!」ブランディングができると社内で有名になる
- TOEIC800点を目指すには語彙力・文法力を磨き、音読やシャドーイングで英語力を引き上げる
なお、今回の記事では深く触れませんでしたが、TOEICですごい点数を保有していると、転職においても非常に有利です。
以下の画像は、僕がビズリーチに登録した次の日に届いたメールの一部です。
登録してたったの一日で、外資系企業からのジョブオファーを頂きました。
転職市場において、英語力を備える人材の需要は確実に高いことを確信しました。
とはいえ、転職するかどうかはさて置き、周りから「すごい!」と思われるほどのTOEIC点数を取ることは想像以上のメリットがあります。
達成するのは簡単ではありませんが、確実に「ぶち抜いた存在」というポジションを確立できますので、ぜひ今日から努力を重ねていきましょう!
今回の記事が参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。