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こんにちは、さとうです。
当ブログでは、社会人の英語学習に役立つ情報をお届けしています。
- TOEICテストを何回受験しても、思うようにスコアが上がらない・・・
- テスト本番までにロクに勉強時間も取れなかったんだけど、当日でも使える即効性のある裏技はないの?
今回は、上記の悩みにお答えする記事を用意しました。
- 40代ふつうのサラリーマン(工場勤務)
- 英検2級
- TOEIC925点
- 4年間のカナダ駐在生活経験
僕自身、コツコツと英語の勉強を続けてきた結果、社会人として働きながらでも、独学でTOEIC925点まで伸ばすことができました。
念願だったカナダへの海外出向のチャンスも掴み取り、4年間にわたり現地メンバーと共に様々な業務に携わってきました。
本来であれば純粋な英語力を測定するためのTOEICテストですが、『裏技』を使うことでスコアが上がりやすくなるのも事実です。
特に忙しい毎日を送る社会人にとっては、英語学習の時間を捻出するのも至難の業。であれば、裏技を使って少しでもスコアが上がるなら間違いなく活用したいですよね。
なので今回の記事では、
- TOEICで使える裏技をPart別に紹介
- TOEICテスト全体で使える裏技4選
- TOEIC裏技を活用するための事前準備
についてガッツリ解説していきます。
「TOEICテスト本番まで残り少ないからどうしよう・・・」と焦っている方はぜひ参考にしていただければと思います!
TOEIC Part1で使える裏技
Part1は写真描写問題(6問)です。
1つの写真に対し、4つの説明文が放送されるので、説明として最もふさわしいものを選びます。
Part1で使える裏技を2つ紹介しますね。
- 分かりやすい単語が使われた選択肢は選ばない
- 鉛筆はマークシートを横移動する
分かりやすい単語が使われた選択肢は選ばない
Part1で最も多く出題されるのが、「明らかに分かりやすい単語を使って引っかけを誘う」タイプの問題です。
例えば以下のサンプル問題で見てみましょう。
<放送文>
(A) A woman is putting on a pair of shoes.
TOEIC公式HPより引用
(B) A woman is dusting a television screen.
(C) A woman is watching television.
(D) A woman is plugging a power cord into an outlet.
写真を見ての通り、写真の上半分を占める大きなテレビに目が行きます。そこへ選択肢B、Cのように「television」という単語を含む説明文が放送されると、ついつい分かりやすい単語が含まれる選択肢を選んでしまいます。
逆に、正解であるDには「power cord」や「outlet」のような、日本語では馴染みのない単語を使って分かりにくさを演出しています。
(特に日本人にとって「outlet」は「アウトレットモール」を連想させますよね)
このように、「明らかに分かりやすい単語を使った選択肢は選ばない」というのが裏技です。
鉛筆はマークシートを横移動する
英文の放送と鉛筆の動きを連動させることで、効率的に解答を進められます。
放送と鉛筆の動きを連動させる方法は以下の通りです。
- まずマークシート上の、これから放送される問題No.の中にある「A」に鉛筆の先を置いておきます。
- 「A」が放送され、正解ではないと判断したら「B」に鉛筆の先を移動させます
- 「B」が放送され、正解ではないと判断したら「C」に鉛筆の先を移動させます
- 「C」が放送され、正解っぽいなと判断したら、そのまま「C」に鉛筆の先を置いておきます
- 「D」が放送され、正解ではないと判断したら、鉛筆の先が置いてある「C」を塗りつぶします
この方法のメリットは、「正解だ!」と思った瞬間に塗りつぶしを始められるので、マークシートにかける時間が格段に早くなります。
鉛筆の先が遊んでいると、いざマークシートを塗りつぶそうとしたときに毎回探さないといけないので、地味に時間をロスするので非常にもったいないです。
時間のロスが減ればリスニングに集中する時間が増えるので、ぜひ取り入れてくださいね。
TOEIC Part2で使える裏技
Part2では、一つの問題文に対し3つの応答文が放送されるので、問題文に対し最もふさわしく応答している選択肢を解答します。
Part2で使える裏技は下記の3つです。
- 問題文と同じ単語が使われた選択肢は選ばない
- 当たり障りのない選択肢を選ぶ
- 鉛筆はマークシートを横移動する
それでは順に確認していきましょう。
問題文と同じ単語が使われた選択肢は選ばない
問題文の中で使われた単語が、応答文の中でも同じように使われている場合は不正解の可能性が非常に高いです。
なぜなら、「同じ単語が使われているから、話題が共通しているハズだ!」と飛びついてしまう初心者を不正解に導くためです。
なので、問題文と同じ単語を使っている応答文は”引っかけ問題”である可能性が非常に高く、基本的に候補から除外しておくのが良いでしょう。
下記のサンプル問題で見てみましょう。
<問題文>
Where is the new fax machine?
<応答文>
(A) Next to the water fountain.
TOEIC公式HPより引用
(B) I’ll send a fax tomorrow.
(C) By Wednesday.
上記の問題では、問題文の中で「fax」という単語が使われ、応答文Bの中でも同様に「fax」が使われています。
同じ単語を使っているので話題が共通していると誤解してしまいそうですが、ちゃんと内容を理解できていれば、応答文Bが適切な応答ではないことが分かりますよね。
このように、Part2ではミスリードを誘う問題が多く出題されますので、特に代表的な「共通の単語」に引っかからないよう注意しましょう。
間接的な応答文は捨てる覚悟でOK
Part2では、問題文の問いかけに対し、3つの応答文がどれも直接的な応答をしないタイプの問題が出されます。
このタイプの問題に対し、瞬間的に答えが判断できない場合は、思い切って捨てる覚悟を持ちましょう。
どのようなタイプの問題なのか、以下のサンプル問題で見てみましょう。
Martin, are you driving to the client meeting?(マーティン、顧客とのミーティングには車で行きますか?)
TOEIC公式HPより引用
上記の問題文を聞いた場合、頭の中では「YesなのかNoなのかが返答されるだろう」と予想してしまいますよね。
しかしこの問いに対する応答文は以下の通りです。
(A) Oh, would you like a ride?(あぁ、乗せてってほしい?)
(B) Nice to meet you too.(こちらこそ始めまして)
(C) I thought it went well.(上手くいったと思いますよ)
「車で行きますか?」の問いに直接返答する選択肢がないので、状況的に見てAの「乗せってってほしい?」を選ぶのが最も無難であると判断するしかありません。
このように、Part2では問いかけに対し直接応答しないタイプの問題が複数出題されます。
今回のような直接的な応答がない問題に対しては直感的な判断も必要となり、逆に直感で答えがわからないと「どれが一番いい正解なんだろう?」いつまでも悩み続けてしまいます。
悩み続けると次の問題に悪影響が出る可能性が非常に高いですので、分からなければ前向きに切り捨てる勇気を持ちましょう。
鉛筆はマークシートを横移動する
こちらは、Part1でお伝えした裏技そのままで、Part2にも活用ができます。
Part2では問題文が放送された後、選択肢がAからCの順に放送されるので、そのたびに鉛筆の先をA⇒B⇒Cと移動していきましょう。
正解と思われる選択肢が見つかれば鉛筆の先を固定しておき、確信が持てたら自信を持ってマークシートを塗りつぶします。
判断⇒マークシート塗りつぶしの作業がテンポよくできますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
TOEIC Part3,4で使える裏技
Part3とPart4では、全く同じ裏技が使えます。
というのも、Part3と4の違いは、問題文の読み上げが複数人か単独かの違いだけなので、問題の解き方はほぼ同じ手法を使うことができます。
Part3と4で使える裏技は以下の3つです。
- 設問文を先読みする
- 設問の順番に沿って放送文を聴く
- マークシートは塗りつぶさない
設問文を先読みする
Part3と4では、設問文の先読みをするかしないかでスコアが大きく変わります。
先読みとは:
会話文や放送文が流れる前に、事前に設問の内容に目を通しておきキーポイントを把握しておくこと
設問文の先読みをしておくことで、
- 登場人物の職業が問われる
- 会話が行われている場所が問われる
- 商品や製品に起こった問題について問われる
- 登場人物は何に困っているかを問われる
- 解決策として何が提示されているかが問われる
などを予備知識として頭に残しておくことができます。
メインとなる文章は一度しか放送されないので、後になって「あの時何て言ってたっけ?」と考えても、なかなか思い出せません。
むしろ思い出そうとすればするほど余計に時間がかかり、問題に答えられなくなってしまいます。
そうならないためにも事前に設問文を先読みしておき、聞き取るべきポイントのヤマを張ることが非常に重要です。
設問の順番に沿って放送文を聴く
会話や放送文の話の流れは、設問の順番とリンクしている場合が非常に多いです。その事実を知っておけば、先読みした時点で話の展開を大雑把に把握できるようになります。
例えば、以下のような設問文が用意されているとしましょう。
<設問文>
What kind of business does the man work for?(男性はどんな職種で働いていますか?)
What is the man’s problem?(男性の問題は何ですか?)
What is the man asked to do next?(男性は次に何をするようお願いされていますか?)
これらの設問文を先読みしておけば、
- 会話文の冒頭で職業に関する話題が提供される
- 男性は何かしらの問題を抱えている
- 男性は最後に何かをするようお願いされる
というように、話の流れを事前にイメージしておくことができます。
あとは設問の順番通りにリスニングをすれば、ヒントは設問の順番に見つけられるようになります。
このように設問文を先読みしつつ、設問の順番の通りに会話を聞き、答えを待ち構えておけばスムーズに解答を進めることができます。
マークシートは塗りつぶさない
マークシートは完全に塗りつぶさず、軽く目印を付けておく程度にしておくとリスニングに集中しやすくなります。
マークシートをキレイに塗りつぶすことに気を取られると、リスニングが雑になり答えが分からなくなってしまいます。
コツとしては、問題を解いている最中はマークシートに「|」のように縦線だけ記入しておき、Part4が終わったタイミングで塗りつぶしを始めると良いでしょう。
そうすることで、リスニングの最中は会話文の理解に最大限の集中力を使うことができます。
「聞き取る作業」と「塗りつぶす作業」を分解することで、より「聞き取る作業」に集中できるようになります。
TOEIC Part5で使える裏技
Part5はリーディングセクション一つ目のパートで、短い文章の中に一か所だけ空欄が用意されているので、その空欄に合う語句を選択肢の中から選ぶ問題です。
このパートで使える裏技は以下の3つ。
- 真っ先に選択肢に目を通す
- 完全にわからない問題は秒で切り捨てる
- 2語で1セットの単語に注意する
真っ先に選択肢に目を通す
Part5では、まず真っ先に4つの選択肢に目を通すようにしましょう。
そうすることで、問題タイプの特定やその問題の難易度をあらかじめ予想することができます。
Part5では概ね問題のパターンが決まっており、分類すると以下の通りになります。
- 品詞問題
- 語彙問題
- 文法問題
品詞問題は比較的答えが見つけやすいタイプで、なおかつ出題の割合も多いので、貴重な得点源となりえます。
なので、少し時間がかかってでも慎重に考えれば正解を取りやすいでしょう。
一方で語彙問題や文法問題は、単語や文法において少し深い知識を持っていないと答えられない可能性が非常に高いです。
「答えやすい問題に狙いを定める」というのも立派な戦略になるので、その判断をスピーディーに行うためにもPart5では真っ先に選択肢に目を通すようにしましょう。
完全にわからない問題は秒で切り捨てる
先述した通り、Part5の語彙問題、文法問題は少し深い知識を持っていないと答えられない問題も頻繁に出題されます。
実力不足で答えられない問題に対して長い時間を使うと、どんどんテスト時間が無くなってしまいますので、その場合は勇気をもって切り捨てる選択をしましょう。
もちろん切り捨てるといっても、解答を飛ばすのではなくあてずっぽうでいいからマークをするという意味です。
特に語彙問題は、選択肢の中の単語を知らなければ手も足も出ません。どんなに頭をひねって考えても、知らない単語の意味を予測するなんてことは不可能です。
わからない問題に時間をかけて不正解になるよりも、分かる問題に時間を回して正解を増やす方がスコアアップに直結しますので、「勿体ない」という気持ちをグッと堪えて切り捨てましょう。
2語で1セットの単語に注意する
Part5では「2語で1セット」の単語を問題として出す場合があります。
このタイプの問題が出た場合はサービス問題なので、確実に正解を取りたいですね!
代表的なセット単語は以下の通りです。
語句1 | 語句2 | 意味 |
---|---|---|
both | and | AとBの両方 |
either | or | AかBのどちらか |
neither | nor | AとBのどちらでもない |
as | as | AほどにB |
それでは実際に、問題のサンプル問題で見てみましょう。
Neither the workers ( ) the supervisors are in favor of the new production procedures.
(A) yet
引用元:TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
(B) and
(C) nor
(D) but
例えば英文全体が理解できていないとしても、今回のケースでいえば「Neither~nor」を知っているだけで正解を選ぶことができます。
文章の意味としては、「労働者も監督者も、どちらも新しい生産手順に賛成していない。」となります。
このようにセットで出される単語問題は「知ってるだけ」で点数が取れるので、上記の単語が選択肢に並んだらペアとなる単語だけに焦点を当てて探すようにしてみてください。
TOEIC Part6で使える裏技
「文挿入問題」はパスしても構わない
Part5と6は出題のスタイルが似ているので、基本的にPart5対策がしっかりできていれば問題ありません。
唯一違う点として、Part6では「文挿入問題」があり、こちらは選択肢が単語ではなく少し長めの文章が4つ並んだ形となります。
TOEIC公式HPより引用
単語を選ぶだけの問題とは違い、4つの選択肢の文章を一つ一つ読んで正確に理解するのは少々難易度が高くなるので、自信がなければパスすることをオススメします。
そうすることで「解ける問題」に時間を回すことができ、全体の正答率を上げられるからです。
Part6は4つの文書が出題されますが、各文書に対し「文挿入問題」は1問だけです。(合計4問)
1つの文書から4つの問題が出題されますが、1問パスしても残り3問をしっかり答えれば、Part6全体で12問の正解を取れる可能性があり、十分に余裕を持つことができます。
文挿入問題に時間を費やすより、切り捨ててでも時間のセーブを優先した方がTOEIC全体のスコアアップに効果があります。
TOEIC Part7で使える裏技
TOEICテストの中でも最大の難関となるPart7ですが、ちょっとした裏技を使うことでスコアアップを狙うことができます。
これから解説する3つの裏技を使えば、Part7に苦手意識を持つ人であってもある程度正解を見つけやすくなるはずです。
- パート前半はじっくり考える
- 各文書の前半数問はじっくり考える
- 残り時間を意識する
パート前半はじっくり考える
Part7では前半にまずシングルパッセージ(1つの文書から数問出題)から始まります。
特に最初の数問は文章の量も少なく、問題の難易度も低めとなっているので、前半の数問はしっかりと考えて答えるようにしましょう。
逆にPart7後半に進むにつれて難易度が高くなっていくので、場合によっては考えるのを諦めて「塗り絵」作戦を取る必要が出てきます。
Part7に苦手意識のある人は、まずは前半の問題をじっくり解いて手堅く得点を取りましょう。
各文書の前半数問はじっくり考える
先ほど、Part7は後半に進むにつれて難しくなるとお伝えしましたが、もちろん全ての問題が高難度ではありません。
ダブルパッセージ、トリプルパッセージでも、各文書の最初の1〜2問は比較的簡単な問題となっている場合が多いです。
文書全体を把握していなくても、ピンポイントで理解しておけば解ける問題が出題されることが多いので、最初の数問は落ち着いて解答しましょう。
残り時間を意識する
Part7では、残り時間を常に意識しながら問題を解くようにしましょう。
というのも、一つの問題に時間を使いすぎると、残り時間がなくなってしまい、分かる問題も見捨てる羽目になるからです。
なので、ある程度考えても解けない問題は、一定時間が経過したら潔く切り捨ててしまうのが無難です。
なお、肝心の時間配分ですが、Part7は問題ごとの難易度のバラつきが大きいため、1問〇秒と決め打ちすることができません。
なので、特に注意が必要なダブルパッセージ、トリプルパッセージに適切な時間を残すためにも、下記の時間配分目安を参考にしてみてください。
- ダブルパッセージ:1つの出題に対して約5分(計10分)
- トリプルパッセージ:1つの出題に対して約7分(計21分)
Part7は後半にしっかりと時間を残しておくことが非常に重要なので、前半部分から常に時間を意識して問題を解くようにしましょう。
TOEICテスト全体で使える裏技
ここからはテスト全体を通して使える裏技を紹介していきます。
- マークシート塗りつぶしは雑でいい
- 問題用紙と解答用紙を近づける
- 問題No.を適時確認する
- 必ず全てのマークシートを塗りつぶす
マークシート塗りつぶしは雑でいい
機械の読み取りミスを恐れてついついマークシートをキレイに塗りつぶしたくなる気持ちは痛いほどわかるのですが、キレイさを求めれば求めるほど時間を取られますよね。
しかし、実はマークシートはキレイに塗りつぶす必要はなく、かなり雑でも大丈夫なのです。
どれくらい雑でいいかというと、以下の検証結果が参考になります。
上記の通り、塗りつぶしがかなり雑でも機械は読み取ってくれるみたいです。
なので、塗りつぶしは多少雑でも構わないので、スピード重視でテストを進めることを最優先にしていきましょう。
問題用紙と解答用紙を近づける
問題用紙と解答用紙は可能な限り近づけておくことで、マークシートの塗りつぶし効率が非常に上がります。
というのも、問題用紙と解答用紙と目線移動の距離が遠くなると、問題No.やマーク(A,B,C,D)を探す手間がかかるので、時間を無駄にしたり集中力を落としたりするからです。
以下のような形で、自分が解いている問題と、解答用紙の問題No.を近くしておけば、塗りつぶしの場所を探す手間がかなり省けますよ。
問題No.を適時確認する
問題No.と解答用紙のマークシートNo.はこまめに確認し、ズレがないよう注意するクセをつけましょう。
もし問題No.とマークシートNo.がズレていると、修正に無駄な時間を取られるし、集中力も途切れてしまいます。
特に注意が必要になるのは、「答えがわからなかったから後でマークしよう」と思った問題を、スキップできていなかったという場合です。
例えばNo.30をスキップする場合、No.30は一旦空欄にしなくてはなりませんが、次のNo.31の答えをNo.30の欄にマークしてしまうというミスが起こる可能性があります。
解答の順番がズレるとマークシートがズレる原因になりますので、特に注意を払い、適時No.を確認するようにしてください。
必ずマークシート全てを塗りつぶす
「どんなに考えても分からない問題」があったとしても、最後は必ず全てのマークシートを塗りつぶした状態で提出してください。
マークシートの特性上、仮に当てずっぽうでマークしても4分の1の確率で正解を取れるチャンスがあります。
仮に分からない問題が50問あったとしても、当てずっぽうでマークすれば確率的に約12問の正解を取れる可能性がありますよね。
「それはズルしているのと同じじゃないか・・・」と思われるかもしれませんが、TOEICにおいては立派なテクニックで、伝統的な手法の一つです。
テストの残り時間が2分くらいになったら、解答の手を止めて塗り絵の時間を確保し、提出の際は必ずすべてのマークが塗りつぶされている状態にしておきましょう。
TOEICで高得点を取る人たちも利用している裏技なので、安心して使いましょう。
以上がTOEIC全体で使える裏技となります。
TOEIC裏技をフル活用するための事前準備
今回、TOEICテスト本番で使える数々の裏技を紹介していますが、ぶっつけ本番で使うより、事前に練習しておいた方が間違いなく効果的です。
僕は事前準備をしなかったせいで、テスト本番で実力が出せず悔しい思いをしたことがあります。。。
TOEIC裏技の事前練習についても少しだけコツがありますので、一緒に確認しておきましょう。
裏技の練習には『TOEIC公式問題集』を使う
事前練習はなるべく本番に近い形で実践するのが効果的なので、『TOEIC公式問題集』を使うのが最もオススメです。
- TOEICテストを作成するETSが作った問題集なので信頼度が高い
- TOEICテスト本番と同じナレーターによるリスニング音声
- 解説が丁寧で、重要語句(単語やフレーズ)の紹介も豊富
- スコア換算表が記載されているので、模試の結果からスコア目安を予想できる
- 本のサイズが大きので、極めて本番に近い状況で模試ができる(←コレ重要)
裏技の練習も含め、公式問題集で本番を想定した演習をやっておくことは必須事項です。
公式問題集ならテスト模試が2セット収録されているので、直前対策としても十分な量の練習ができます。
『TOEIC公式問題集』を使った裏技練習法
公式問題集で裏技の練習をする場合は、以下のステップで練習すれば早く裏技をマスターできます。
今回紹介している裏技を、パートごとに練習していきます。
- まずはPart1の練習をして、答え合わせや復習などをします
- Part1の練習が済んだら、今度はPart2の練習へと駒を進めます
- 同じようにPart3⇒Part4と進めていき、各パートの裏技をじっくりと習得していきましょう
今度はパートごとに区切らず、本番と同じ環境で演習問題を行います。
- 必ずリスニング⇒リーディングの順で、途中に休憩も入れないように注意してください
- 本番と同じ環境で演習問題を実践しておくことで、本番でも練習と同等の実力を発揮できるでしょう
以上がTOEIC公式問題集を使った裏技練習法となります。
【まとめ】裏技は切り札、大事なのは英語力向上
今回の記事では、TOEICテストで使える19の裏技を紹介してきました。
最後にもう一度TOEICの裏技を復習しておきましょう。
- Part1
- 分かりやすい単語が使われた選択肢は選ばない
- 鉛筆はマークシートを横移動する
- Part2
- 問題文と同じ単語が使われた選択肢は選ばない
- 間接的な応答文は捨てる覚悟でOK
- 鉛筆はマークシートを横移動する
- Part3,4
- 設問文を先読みする
- 設問の順番に沿って放送文を聴く
- マークシートは塗りつぶさない
- Part5
- 真っ先に選択肢に目を通す
- 完全にわからない問題は秒で切り捨てる
- 2語で1セットの単語に注意する
- Part6
- 「文挿入問題」はパスしても構わない
- Part7
- パート前半はじっくり考える
- 各文書の前半数問はじっくり考える
- 時間を意識する
- TOEICテスト全体
- マークシート塗りつぶしは雑でいい
- 問題用紙と解答用紙を近づける
- 問題No.を適時確認する
- 必ず全てのマークを塗りつぶす
記事内でもお伝えした通り、今回の裏技は事前に予行練習しておくとさらに高い効果が期待できます。
予行練習にはTOEIC公式問題集が最も適していますので、準備ができていない人は必ずテスト前までに購入し、練習をしておいてくださいね。
ただし、裏技はあくまで『切り札』として使えるように準備しつつ、基本的には英語力そのものを底上げして、TOEIC高得点を目指しましょう。
英語力が高くなると、小手先のテクニックや裏技はあまり使わなくなり、実力だけで高得点が取れるようになってきます。
特に社会人はTOEIC600点の壁を超えないと英語力の証明が難しいですので、まずは600点突破を一つの基準としてクリアを目指してみてはいかがでしょうか。
「TOEIC平均点」から見る『今どき社会人』のリアルな実態調査 【見逃せない7つのポイント】TOEIC600点の壁を超える勉強法以上、今回の記事が参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。