社会人の「英文法が覚えられない」にお答えします!3ステップで効率的に英文法を覚える方法

社会人の「英文法が覚えられない」にお答えします!3ステップで効率的に英文法を覚える方法

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  • 英文法の勉強をしているのに、なかなか覚えられない
  • 勉強しても、数日後には内容を忘れてしまっている

以上のような、英文法が覚えられない悩みについてお答えしていきます。

✔今回の記事の内容

  • 英文法が覚えられない理由を知る
  • 英文法を効率的に覚える3ステップ
  • 英文法を覚える時に使える3つのコツ

僕自身、独学での英語の勉強をコツコツ続けた結果、TOEICは最高925点を取得できました。

本記事では、英文法が効率的に覚えられる方法について解説しました。

英文法を身に付けると、英語力が飛躍的に上がります。

とは言え「英文法は難しい」「頭に入らない」という理由から、避けて通る人が多いのも事実です。

「英文法が覚えられない・・・」という人も、今回の記事を読むことで「英文法の正しい覚え方」がわかります。

ぜひ今回の内容を参考にして英文法を身に付け、ワンランク上の英語力を手に入れてください。

英文法が覚えられない原因を知る

英文法が覚えられない原因を知る

ここではまず、「英文法が覚えられない」という悩みに対し、「なぜ覚えられないのか?」その原因を深堀していきます。

原因が分かれば、効果的な対策を打つことができます。

結論から言うと、英文法が覚えられない主な原因は以下の3つです。

✔英文法が覚えられない原因

  • 文法項目を丸暗記しなければいけないと思い込んでいる
  • 使っている教材・参考書が自分のレベルに合っていない
  • 反復練習の数が足りていない

それでは詳しく見ていきましょう。

文法項目を丸暗記しなければいけないと思い込んでいる

「英文法を覚える=全ての文法を暗記する」ことだと思い込み、丸暗記ができずに悩んでいる人が多いようです。

文法項目を丸暗記しなくても、英文法は覚えられます。

膨大な量の文法項目や文法用語を全て暗記するなんてそもそも無理ですし、それらの「コトバ」を覚えることにあまり意味はありません。

なので、文法項目や文法用語の「コトバ」を覚えるのではなく、「使い方を覚える」に焦点を切り替えましょう。

例えば「不定詞」という文法には、「名詞的用法」「形容詞的用法」「副詞的用法」の3つがありますが、この3つのコトバを覚える必要はありません。

むしろ大事にすべきは、「不定詞」を使うことでバリエーション豊かな表現を身に付けられるよということで、分類すると結果的に3つにカテゴリーできるということです。

ちなみに不定詞のそれぞれ3つの用法は、以下の通りです。

  • (名詞的用法)I want to go to the bookstore.
  • (形容詞的用法)I want something to eat.
  • (副詞的用法)I went to the bookstore to buy a new magazine.

不定詞に関して「使い方を覚える」に関しては以下の2点です。

  • to直後の動詞は原形とする
  • to以降の内容は、toより前の部分(文全体か単語)を後付けで補足説明している

くらいです。

この2つの本質を理解していれば、難しいコトバを暗記する必要はありません。

このように、「文法用語が暗記できないから、英文法が覚えられない」と悩む必要はないのです。

使っている教材・参考書が自分のレベルに合っていない

教材選びを間違うと、思ったように英文法が身に付かず、「英文法が全然覚えられない・・・」と焦りを感じてしまいます。

例えば初心者の人が分厚い参考書や問題集で勉強しようと思っても、間違いなく挫折します。情報量が多すぎて、吸収しきれないからです。

また市販の書籍に関しては、ページ数の都合上、本来もっと詳しく解説すべき英文法がサラッとした解説になっている場合もあります。

学習者が英文法を理解するためには、英文法の内容に応じて解説のボリュームも増やす必要があります。

見開き1ページで十分な場合もあれば、全然説明が足りない場合もあります。それを無視してレイアウト重視(見た目重視)で作られている教材がたくさんありますので、注意が必要です。

反復練習の数が足りない

英文法は何度も反復練習をすることで、感覚的に覚えることが可能です。

文法用語を暗記するより、反復練習で頭に覚えさせた方が記憶への定着は格段に良くなります。

「英文法が覚えられない」という人は、「覚えた英文を繰り返し練習する」という作業量が圧倒的に少ない可能性があります。

ちなみに僕は、英文法の勉強を終えたらすぐに『でる1000』にトライしました。

1000問(正確には1049問)の問題を3周すると、さすがに「考えなくても英文法が分かる、解ける」状態が手に入りました。

「覚えよう」と努力しなくても、鬼の反復練習を繰り返せば無意識に英文法は覚えますよ。

以上が「英文法が覚えられない」主な3つの原因となります。上記を踏まえつつ、英文法を効率的に覚えるステップを次に解説していきます。

英文法を効率的に覚える3ステップ

英文法を効率的に覚える3ステップ

英文法を効率的に覚えるには「品詞」と「5文型」を覚えて基礎を叩き込み、そこから少しずつレベルアップしていくのが効率的です。

英文法とは、簡単に言うと「単語を並べるためのルール」と言えます。

なので、まず単語の役割(品詞)を理解し、次に単語を並べる順番を理解すれば、自動的に英文法は覚えられます。

英語を料理に例えるなら、

  • 料理の材料:英単語(品詞)
  • 調理法(レシピ):英文法

となります。

カレーを作るなら、まずはカレー作りに必要な食材や調味料など、材料を用意することから始まりますよね。

次にレシピというルールに従って材料を加工することで、カレーを作ることができます。

それでは順に解説していきます。

品詞を覚える

英文法の勉強では、文法よりまず「品詞」について押さえておくと効率よく頭に入っていきます。

品詞とは・・・単語の機能や役割を表すもの

例えば「apple(リンゴ)」は果物の名前なので。appleの品詞は「名詞」になります。

他にも、「eat(食べる)」は食べるという動作を表す単語なので、eatの品詞は「動詞」になります。

このように、全ての単語は「品詞」というカテゴリーで分類されています。

品詞を覚えると英文法が効率的に覚えられる理由は以下の2つ。

  • 5文型の単語の並びを短期間で覚えられる
  • 文法問題などの解説が読めるようになる。

5文型は、英文を作ったり読んだりするうえで最も基本的な語順のルールを表したもので、主に「名詞」「動詞」「形容詞」の並べ方がポイントになってきます。

これらの品詞を先にしっかり覚えておけば、後から5文型の勉強をしたときに理解しやすくなり、短期間で覚えられるようになります。

また、品詞をしっかり覚えておくと、文法問題の解説にも強くなります。

例えば、TOEICの文法問題の解説などで良く見られるのが以下のパターンです。

「冠詞+(  )+名詞」の組み合わせになっているので、この場合空欄には形容詞が入ることが分かる。」

「自動詞の場合の〇〇は直接目的語を取らないので、動詞〇〇の後には名詞ではなく副詞△△が正解となる。」

上記の例は一見難しそうに見えますが、品詞が良く理解できると、むしろポイントが整理されていて「なるほどな~」と納得することができます。

このように、英文法を覚える際には品詞をまず覚えることが習得の近道です。

5文型を覚える

品詞が分かったら、次は5文型を覚えていきましょう。

5文型は、英文を作る際の基本の型なので、初心者は必ず覚えておく必要があります。

また、長い文章や複雑な文章なども、基本的に5文型をベースとし、そこから変化させたり崩したりしているだけです。

要するに、これから英文法の知識を高めていくためには、まずは5文型のマスターは必須ということです。

簡単ではありますが、以下に5文型の紹介をします。

第1文型:SV

もっともシンプルな文型で、「SはVする」という意味になります。

例:I smiled.

第2文型:SVC

主にbe動詞を使う文型で、「SはCです」という意味になります。

C(補語)には名詞と形容詞のいずれかが入ります。

例:

名詞が入るパターン:I am a student. 

形容詞が入るパターン:I am happy.

第3文型:SVO

シンプルに動作の内容を表現する文型で、「SはOをVする」という意味になります。

例:I play soccer.

第4文型:SVOO

目的語が2つになり、「SはOにOをVする」という意味になります。

例:I gave him my pen.

第5文型:SVOC

少し難しい文型になりますが、「SはOをCにVする」という意味になります。

例:I keep my room clean.

なお、上記はあくまで基本的な解説に留めているので、教材や文法書などで更に深く理解できるようにしておきましょう。

段階的に英文法のレベルを上げていく

「品詞」と「5文型」が分かったら、後は徐々に英文法のレベルを上げていき、理解できる英文法の数を増やしていきましょう。

ここでは例として「従属接続詞」を使って説明したいと思います。

例えば、以下のフレーズを見てみてください。

I was very sad when I saw the news that some children were killed due to the car accident.(数人の子供が車の事故で命を落としたというニュースを見た時、私は悲しかった)

上記は「従属接続詞」を使った例文です。わりと長めで、少し難しそうに見える英文ですが、中身を紐解くと案外簡単なつくりになっています。

  • I was very sad(私はとても悲しかった):SVC
  • I saw the news(私はニュースを見た):SVO
  • some children were killed(数人の子供が命を落とした):SVC(受動態)

上記3つの英文は、5文型が分かれば誰にでも作れるし、読める程度の英文です。※3つ目は「受動態」の知識が必要です

あとはここの3つの英文が上手に繋がるように接続詞を入れていくだけです。

I was very sad when I saw the news that some children were killed due to the car accident.(数人の子供が車の事故で命を落としたというニュースを見た、私は悲しかった)

このように、5文型をベースとし、少しずつ応用を加えるように学習していけば、英文法を覚えるのはそれほど難しくありません。

以上が英文法を効率的に覚える3ステップになります。なお、英文法の勉強をして、確実に覚えておくために必要となる3つのコツがありますので、次に詳しく解説していきます。

【得する】英文法を覚える時に使える3つのコツ

【得する】英文法を覚える時に使える3つのコツ

ここからは、英文法を覚える際に知っておくと得をするコツを3つ紹介します。

色々な教材に手を出さない

英文法を覚えたいなら、教材は極力最小限にしておく必要があります。

用意する教材としては

  • 英文法を学ぶ・確認する教材(一冊)
  • 英文法の練習問題(一冊)

の2点があれば十分です。

教材や教本が多いからと言って、英文法が早く、たくさん身に付くという事はありません。

一通りの英文法を覚えるには教材一つあれば十分です。その一つ(一冊)の教材を擦り切れるまで復習するのが英文法を確実に覚えるコツです。

「文法項目を学ぶ(おさらいする)⇒練習問題で実力試し&理解度向上」のループを繰り返せば、誰でも英文法は覚えられます。

「コスパが良く、効果も最大」を目指しましょう。

英文法の繋がりを意識する

英文法を覚えるには、文法同士のつながりや派生を意識すると、高度な英文法もツルっと覚えられるようになります。

以下、第2文型の基本的な使い方から、動名詞を使って応用させる例を示します。

  • 名詞+動詞+形容詞の順に並べると第2文型SVC(SはCです)になる
    • Health is important(健康は大切です)
  • 動詞はingの形になると動名詞となり、名詞として使える
    • study(勉強する)⇒studying(勉強すること
  • 動名詞は動詞の役割も備えているので、直後に目的語を取ることができる
    • studying English英語を勉強すること)
  • 動名詞は名詞なので、S(主語)、O(目的語)、C(補語)になれる(今回はSのパターンで説明)
    • Studying Emglish is important(英語を勉強することは大切です)
  • 副詞は名詞以外(動詞、形容詞、文全体)を修飾できる
    • Studying English regularly is very important.(定期的に英語を勉強することはとても大切です)

上記のように、新しく学んだ英文法と、既に覚えた英文法を組み合わせることで応用力が格段に上がります。

初歩レベルの英文法基礎をしっかり身に付け、付け足していくように少しづつ新しい英文法を学んでいけば確実に覚えられますよ。

鬼の反復練習で英文法を頭に叩き込む

英文法が一通り理解できたら、その理解した内容が頭に叩き込まれるように反復練習をする必要があります。

「わかった」段階ではまだ非常に不安定で、せっかく覚えたこともすぐに忘れてしまう可能性が高いです。

なので、自転車の運転や野球の1000本ノックのように、身体が(頭が)覚えるまで何度も反復練習をすることで英文法を叩き込むことができます。

ちなみに僕は、通称「でる1000(TOEIC L&R テスト 文法問題 でる1000)」で反復練習をしました。英文法が頭に叩き込まれ、たった数秒で正解を見抜くチカラが身に付きました。

特にTOEICスコアを上げたいと願っている方は、是非参考にして下さい。

おすすめ教材

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世の中には膨大な量の英文法教材、参考書、問題集がありますが、ここでは特に英文法が苦手な方でも取り組みやすい教材を紹介します。

総合実用英文法講座

  • TOEICスコアアップに直結するよう設計されている
  • やさしい言葉で丁寧に解説してくれるので初心者でも超わかりやすい
  • 延べ10,000名以上が参加している人気の教材
  • 一つ一つの文法項目の説明が充実していて、読み終わった時に疑問が浮かばないくらい理解できている

総合実用英文法講座

英語基礎講座NewBeginning

  • 「分かる!解ける!英文法!」よりさらに初心者向けに作られた教材
  • 英文法”超”初心者向けに設計されている
  • 名詞の基本から現在完了形、従属接続詞など、初心者卒業するに十分な範囲を網羅

ゼロからの英語やり直し教室New Beginning

中1英語をおさらいして話せるようになる本シリーズ

  • シンプルでコンパクトな解説なので内容がわかりやすく、中学英語のおさらいがスラスラ進む
  • 文字でギチギチの文法書とは違い、読みやすいレイアウトになっているので勉強にとっつきやすい
  • 練習問題が豊富なので、英文法をおさらいしながら英語を話す練習もできる

>Amazon|【音声DL付】中1英語をおさらいして話せるようになる本 単行本 – 2021/12/21

Mr. Evineの中学英文法を修了するドリル

  • 30レッスンで構成されているので、学習計画が立てやすい
  • 1レッスンの単位がコンパクトなので、少ない時間でも無理なく学習できる
  • 他の教材にはあまりない「理論の理解」に重点を置いているので、理論を理解するのに苦労している人にとっては非常に役立つ教材

>Amazon|【「話せる」ための音声(MP3)DLプレゼント付】 Mr. Evine の中学英文法を修了するドリル (Mr. Evine シリーズ) 単行本 – 2007/6/2

【まとめ】「英文法が覚えられない」は絶対に克服できる!

【まとめ】「英文法が覚えられない」は絶対に克服できる!

今回の記事では、「英文法がなかなか覚えられない」という悩みに対しお答えしました。

個人的な感想ですが、「英文法が覚えられない」と悩む人は、英語を身に付ける素質があると思っています。

そもそも英文法は英語学習の中でもトップクラスに入るくらい退屈な勉強なのに、それにも負けず愚直に「英文法を学ぼう!」としているからです。

実際、日本人で英語をマスターした人たちのほとんどは英文法を必ず学び、習得しています。

また、僕自身も英文法を身に付けてから英語の4技能が格段に向上したことを考えると、英語をマスターする過程において英文法は必要不可欠な能力だと断言できます。

今回の記事を参考にして英文法を身に付ければ、リスニング、リーディング、スピーキング、ライティングの全方面でレベルアップできることは間違いありません。

覚えることはたくさんあるかもしれませんが、無理のない範囲で少しずつ進めれば、必ず目標を達成することはできますよ。

今回の記事が参考になりましたら幸いです。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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