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こんにちは、さとうです。
当ブログでは、英語学習に役立つ情報を発信しています。
今回の記事では、英語学習者の中でも長年に渡り超絶な人気を誇る『DUO 3.0』について徹底的にレビューしていきます。
- 40代ふつうのサラリーマン(工場勤務)
- 英検2級
- TOEIC925点
- 4年間のカナダ駐在生活経験
僕自身、コツコツと英語の勉強を続けてきた結果、社会人として働きながらでも、独学でTOEIC925点まで伸ばすことができました。
念願だったカナダへの海外出向のチャンスも掴み取り、4年間にわたり現地メンバーと共に様々な業務に携わってきました。
今回は僕の勉強の過程において、大きな影響力を受けたDUO 3.0について紹介いたします。
この記事でわかること
- DUO 3.0の教材概要
- DUO 3.0のメリット/デメリット
- DUO 3.0がオススメな人
- DUO 3.0の副教材と対応アプリ
なお、ぼく自身はDUO 3.0を実践したことにより、
- TOEIC600点の壁を突破できた
- ネイティブとのおしゃべりが盛り上がるようになった
といった成果を実感しています。
なので、TOEICスコアに伸び悩んでいる方や、ネイティブスピーカーとの会話に困っている方は、今回の記事を参考にしていただければと思います。
DUO 3.0の教材概要
まずはDUO 3.0の基本的な情報を押さえておきましょう。
DUO 3.0の教材概要
DUO 3.0の基本的な概要は以下の通りです。
著者 | 鈴木陽一 |
参考価格 | 1,320円(税込) |
収録語数※ | 2569語 (単語1572語+熟語997語) |
収録例文数 | 560本 |
目標レベル | TOEIC 600~780点 英検 準1級 |
※収録語数は「見出し語」のみをカウントしており、派生語、関連語、同意語、反対語を全て合わせると合計7866語(単語5025+熟語2841語)となります
94年の初刊発行以来、30年経った2024年現在でもなお英語学習者から絶大な支持を受ける超絶人気参考書です。
教材のクオリティー高さがヤバい
DUO 3.0が膨大な数の英語学習者から愛される理由として、教材のクオリティーが高すぎることが挙げられます。
まず教材製作においては、
- 米国大学教授3名を含む15名のネイティブスピーカーにチェックされた英文
- コーパス(英語圏で実際に発せられた英文データベース)を元に語句を厳選
- フォーマル・インフォーマルな表現に対応し、幅広い表現をカバー
といった、「本物の生きた英語」に対する徹底した追求を行っています。
そもそも、一般的な単語帳のように「単語を覚えるだけ」ではなく、DUO 3.0は「円滑なコミュニケーションができる英語を身に付ける」ことを目的としています。
そのため、試験や資格対策のみならず、日常会話でも幅広い表現や話題に対応できる工夫が随所に散りばめられています。
例えば以下のようなフレーズって、多少の堅苦しさはあるにせよ、日常で耳にする場面は十分に考えられますよね。
In short, the purpose of the regulations is to protect domestic industries.
要するに、その規制の目的は国内産業の保護だ。
引用元:DUO 3.0
※ちなみに、上記の例文で単語5語、熟語1語を学ぶことができます
このように、DUO 3.0は徹底的に語句や例文を厳選することで、教材クオリティーを担保しています。
だから多くの英語学習者に長い間愛され続けるんですね。
なお、教材名である「DUO」についてですが、本書の中で以下のように説明されています。
DUOは英語で「二重奏曲、二重奏者」の意味。本書のタイトルにこの語を採用したのは、「英単語集と熟語集が1冊に美しく融合されたもの」というメッセージを伝えるためです。
引用元:DUO 3.0
著者、鈴木陽一さんの強い想いが伝わりますね。
以上が「DUO 3.0」の基本概要となります。
続いてメインパートの「DUO 3.0のメリット」について解説していきます。
DUO 3.0のメリット
ここからは、DUO 3.0を実践することのメリットを紹介していきます。
DUO 3.0の主なメリットは以下の5つです。
- 極少の例文で最大の語彙をインプットできる
- TOEICスコアが伸びる
- 覚えた例文をそのまんまビジネストークや日常会話で使える
- 例文にストーリー性があるので面白い
- シャドーイング教材としても活用できる
正直、DUO 3.0を使うメリットはもっとたくさんあるのですが、今回はその中でも5つに厳選してお届けいたします。
それでは順に解説しています。
極少の例文で最大の語彙をインプットできる
DUO 3.0の最大のメリットは、最も少ない例文で膨大な量の単語(熟語)を覚えられることです。
そうすることで、少ない労力でも豊富な単語や熟語を暗記できます。
一般的な単語帳では、一つの単語に対し一つの例文が添えられていますので、例えば1,000語収録の単語帳なら、1,000本の例文を確認しなければなりません。
逆に言えば、1,000本の例文を確認しても、カバーできる単語数はたったの1,000語です。
それに対してDUO 3.0では、たった560本の例文で、約2,600語の単語と熟語を覚えることができます。
先ほどの1,000語収録の単語帳と比較した場合、DUO 3.0では半分の例文で倍以上の語彙を獲得できてしまいます。
実際、DUO 3.0の中でも以下のように説明されています。
「単語をたくさん覚えたい、でもなるべく労力は少なくしたい!」という人にはドンピシャですね。
TOEICスコアが伸びる
DUO 3.0をしっかり実践することで、TOEICスコアは確実に伸びていきます。
「単語をたくさん覚えればTOEICスコアが上がるのは当たり前だろ」と思うかもしれませんが、DUO 3.0の効果はそれだけではありません。
DUO 3.0を実践してTOEICスコアが上がる理由としては『例文の長さが最適で、ブロック単位での意味取りがしやすい』といった要因が挙げられます。
TOEICでは長文問題などの「長い英文」の処理能力が試されますが、実際には「短い英文を素早く処理する」作業の連続です。
DUO 3.0で扱われる英文は15語程度の単語で構成されているので、一度に処理できる丁度いい英文の長さとなっています。
実際、15語程度の英文が一度で処理できると、長い英文でもスピーディーに読み進めることができます。
このように、普段からDUO 3.0の例文に慣れておけばTOEICスコアは確実に伸びていきます。
覚えた例文をそのまんまビジネストークや日常会話で使える
DUO 3.0に掲載されている例文は本当に使い易さに配慮されているので、覚えた例文をそっくりそのままリアル英会話で使い回すことができます。
以下、実際に僕がカナダ在住時に使い回した表現です。
- How are you going to deal with this complicated problem?(この複雑な問題をどう処理するつもり?)
- I want you to look this over before I turn it in.(これを提出する前にざっと目を通してくれるかな)
- I’n soaked with sweat.(汗でびっしょりだよ)
- Why don’t you consult 〇〇 in person?(〇〇さんに直接相談したら?)
- You treat me every time we eat out. Let’s split the check.(外食の時はいつもおごってくれるね。割り勘にしようよ。)
※もちろん上記以外にも、言い換え表現などを含めれば、とんでもない数の例文を使い回ししていました
DUO 3.0では日常的に使われる英語表現を徹底的に調べ上げ製作されているので、シーンを問わず使い回せる言い回しが盛りだくさんです。
もちろん、自分が話す側だけでなく、話し相手(ネイティブ)もDUO 3.0で使われる表現を多用していました。
例文を覚えるのは少し大変ですが、頭に入れておけば咄嗟に「ポンッ」と英語が出てくるので会話に困らなくなります。
例文にストーリー性があるので面白く、飽きが来ない
DUO 3.0では例文にストーリー性があり、思わずクスっと笑ってしまうジョークのような例文が所々に散りばめられています。
ただの単語暗記では苦痛を感じてしまいますが、DUO 3.0の場合は面白さが勝つことがあります。
“Let’s make up, Lisa.” ” Stop taking me for granted! We’re through for good this time. I mean it!”
「仲直りしようよ、リサ。」「私がいて当然だなんて思わないで。私たち、今度は永遠に終わりよ。本気なんだから!」
Come on! Don’t get so emotional, Lisa. I didn’t mean to hurt you. Let’s talk it over.
おい!リサ、そう感情的になるなよ。君を傷つけるつもりじゃなかったんだ。じっくり話し合おう。
“You betrayed me!” “Please forgive me. How can I make it up to you?” “I’ll get even!”
「私を裏切ったわね!」「許してくれよ。どうしたら埋め合わせができるかな?」「仕返ししてやる!」
こんな感じで、ドラマのワンシーンのようなやり取り(口論)で構成されていますが、上記の例文でもしっかりと14語の単語と熟語を学習できるようになっています。
また、後述しますが、副教材の音声CDではこれらのフレーズが感情的に読み上げられるので、笑わずにはいられません。
あまり市販の単語帳ではこのような悪ふざけ(悪ノリ?)を目にすることがないので、なかなか斬新でいいなと思います。
面白いながらも日常会話として普通に使えるフレーズばかりなので、笑いがありつつ勉強の面でもしっかりと学びが得られるのがいいですね。
シャドーイング教材としても活用できる
後ほど詳しく説明しますが、DUO 3.0の副教材である音声CDを使えばシャドーイング教材としても活用することができます。
DUO 3.0シャドーイング教材として優れている点は以下の3つ。
- 例文の長さが丁度いい
- ネイティブ監修なので正しくて使い回し性バツグンの例文
- テキストなしでも単語や熟語の復習ができる
あまり長い英文でシャドーイングをすると上手くいかないケースが多いのですが、DUO 3.0の場合は例文の長さが丁度いいので、比較的楽にシャドーイングを実践できるでしょう。
また、シャドーイングを繰り返すことで例文が頭に擦り込まれていきますので、正しい英文が頭にインプットされ、英会話の場面でもそのまま使い回しができます。
シャドーイングは音声素材があればテキストなしでできますので、移動中などの時間を活用すれば、テキストが広げられない場合でも単語や熟語の復習に充てられます。
シャドーイングはTOEICスコアアップの練習法としても高い効果が証明されているので、DUO 3.0を活用すれば単語暗記×TOEICスコアアップの相乗効果が得られるでしょう。
以上がDUO 3.0を使った学習のメリットとなります。
なお、メリットの裏にはデメリットも隠されていますので、そちらについても包み隠さずお伝えしていきます。
DUO 3.0のデメリット
DUO 3.0にはデメリットが存在することも事実です。
DUO 3.0のデメリットは以下の3点です。
- 英語初心者には不向き
- 一冊をコンプリートするのは結構しんどい
- 表現が少し古いと感じる時がある
それでは順に解説していきます。
英語初心者には不向き
TOEIC400点未満や、これから英語の勉強を始めようと思っている初心者の人にとってはDUO 3.0は不向きと言えるでしょう。
なぜなら、DUO 3.0で扱われる例文は少し難易度が高いため、英文法の知識がないと文の構造を理解できないからです。
例えば、「『mind』など一部の動詞は直後に動名詞(ing)を取る」といった基本的なルールが分かってないと、「なんで急に現在進行形が混ざってくるんだろう?」と疑問に思ってしまいますよね。
単語の意味を覚えるだけでも大変なのに、文法的な解釈も求められると頭がパンクしてしまいます。
なので、初心者がいきなりDUO 3.0に手を出すと躓いてしまう可能性が非常に高いでしょう。
一冊をコンプリートするのは結構しんどい
単語や熟語の意味が分かったからといってスグに例文の意味が解釈できるとは限らず、多少頭をひねって例文を解析しなければなりません。
単語や熟語の意味を覚えつつ、例文の解析もしながら560本の例文をコンプリートするのは、結構骨の折れる作業です。
もちろん一冊をコンプリートした先には大幅な英語力の成長が待っていますが、途中で挫折しないための工夫を講じる必要はあります。
例えば、
- テキストでの勉強に飽きてきたら音声学習に切り替える
- 少しDUO 3.0から離れて別の勉強に手を付け、ほどよいタイミングでDUO 3.0に戻ってくる
といったメリハリを付けると上手くいくでしょう。
表現が少し古いと感じる時がある
DUO 3.0が発刊されたのは2000年のことなので、2024年現在で24年もの月日が経過しています。
なので、さすがに2000年当時に作られた例文には、古さを感じてしまう話題も含まれています。
例えば以下のような例文が挙げられます。
The factory now under construction will assemble 1,000 VCR units per day.
現在建設中のその工場は、一日当たり1000台のビデオデッキを組み立てることになる。
引用元:DUO 3.0
例文には「VCR(ビデオデッキ)」が登場しますが、今やビデオデッキの存在すら知らない人も珍しくないでしょう。
このように、テーマや話題がちょっと古いなって感じてしまう事は否めません。
とは言え、例文の中で使われる重要単語や表現は今でも変わらず通用する語句ばかりなので、それらを覚える価値はまだまだ十分にあります。
結論、話題のテーマが古くはありますが、重要語句や表現さえ身に付ければ英語力は問題なく伸ばせます。
以上がDUO 3.0のデメリットとなります。
結局のところ、「自分にDUO 3.0は合ってるのかな?」ってのが気になると思いますので、次章で詳しく解説していきますね!
DUO 3.0はこんな人におすすめ
ここからは、『DUO 3.0を使うことで成果を上げられる人』についてお伝えしていきます。
まだ「本当にDUO 3.0を買うべきかどうか、迷うな~」という方は、以下の基準で考えてみると良いでしょう。
- TOEIC500点以上あり、さらに上を目指す人
- 仕事で英語を使う必要がある人
併せて、「DUO 3.0をおすすめしない人」についても解説をしていきます。
それでは一つ一つ確認していきましょう。
TOEIC500点以上あり、さらに上を目指す人
現状TOEICスコアが500点以上あり、もっと高いスコアを目指しているのであればDUO 3.0は必ず役に立つことでしょう。
そう言える理由は、TOEIC500点以上あればある程度の英文法知識があるので、DUO 3.0の例文を理論的に解釈できるからです。
DUO 3.0は、約2600語もの単語や熟語を560本の例文に凝縮しているため、一つ一つの例文が単語・文法の面で難易度が高くなっています。
従って英語力の自信のない人は、単語力でも文法力でもハードルが高くなりすぎてしまい、逆に学習効率が落ちてしまう可能性があります。
対してTOEIC500点以上の実力があれば、英文法知識があるので文法面でのハードルが下がり、単語や熟語のインプットに専念することができます。
逆に言うと、TOEIC500点レベルの実力さえあれば、たった560本の例文で約2600語をインプットができるので、単語暗記の学習効率が上がり短期間でスコアを伸ばすことが可能になります。
英語基礎力がある程度備わっている人にとっては、DUO 3.0を使うことでさらに上を目指せるでしょう。
仕事で英語を使う必要がある人
仕事で英語を使う予定があるのであれば、DUO 3.0を実践する価値を必ず感じられるはずです。
なぜなら、DUO 3.0の例文は日常会話やビジネストークの他に、経済学、金融、地質学、生物学、歴史など、幅広く対応しているからです。
ビジネスシーンにおいては、仕事や契約に関する会話ができる能力は最低限必要ですが、仲間や取引先との信頼関係構築には「雑談力」も不可欠な要素です。
雑談で話に花を咲かせるためにも、幅広い話題に対応できるよう様々なジャンルの専門用語をインプットしなければなりません。
ちなみに僕の経験の一例でいうと、東日本大震災の話題になった時に「nuclear energy(原子力発電)」や「radiation(放射線)」という単語がスグに理解でき、会話についていくことができました。
一方で他の日本人はこのジャンルの知識がなく、僕らの会話に置いてけぼりとなり、可哀相な状態でした。。。
この時の経験は「DUO 3.0をやってて本当に良かった」と実感できた瞬間の一つです。
色んな人と色んな話題で話が弾むようになると、自然と人間関係が深まり、相乗的に仕事も円滑に進められるようになります。
DUO 3.0をおすすめしない人
逆に、DUO 3.0をおすすめしない人(あまり成果を実感できない人)は以下の通りです。
- 海外旅行が目的
- TOEIC500点前後のスコアで十分
結論から言うと、あまり高い英語力を求めていない人は、DUO 3.0を実践する必要はないでしょう。
例えば海外旅行が目的であれば、本質的な英語力を求めるより定型フレーズをザっと覚えてしまう方が効率的です。
もちろん旅先での深いコミュニケーションは期待できませんが、「トイレはどこですか?」「支払いをお願いできますか?」など、固定化されたフレーズを覚えておけば事足りるでしょう。
また、TOEICでも、それほど高いスコアを求めていないのであれば、DUO 3.0を使っての勉強は不要です。
TOEIC500点レベル程度であれば、難易度が低めの単語帳や教本で十分達成できるでしょう。
DUO 3.0の副教材一覧
DUO 3.0には、本体となる単語帳の他にいくつかの副教材が販売されています。
副教材を上手に活用することで学習効果を何倍にも引き上げることができるので、併せて検討してみてください。
- DUO 3.0 基礎用CD
- DUO 3.0 復習用CD
- DUO 3.0 ザ・カード
- DUO セレクト
- DUO セレクトCD
- DUO elements 前置詞/副詞 mini
DUO 3.0 基礎用CD
DUO 3.0を音声で学習するためのCDです。(CD5枚入り)
例文ごとに日本語訳 ⇒ 英文(スロースピード)⇒ 重要語句 ⇒ 英文(ナチュラルスピード)の順で録音されています。
日本語文と英文の両方が音声だけで確認できるようになっているので、外出先での音声学習にもピッタリです。
特に英語の発音に慣れていない人にとっては、細かな発音が聞き取りやすいスロースピードでの読み上げは嬉しい機能ですね。
「なるべく学習負荷を下げて、挫折せずにやり切りたい!」という人向けです。
DUO 3.0 復習用CD
560本の例文を、1時間にギュッと凝縮したのがこちらのCDです。
日本語訳の読み上げはなく、英文だけが次々と流れるので、DUO 3.0の例文を音声で復習をしたい人に最適です。
たったの1時間で約2600語の確認ができるということで、学習効率が非常に高く、毎日聞き流しているだけでも細かな音まで聞き取れるようになります。
なお、560本の例文(見出し例文・和訳一覧)をコンパクトにまとめた小冊子も付属されているので、持ち運びしやすく、どこでも日本語⇔英語の確認ができます。
DUO 3.0 ザ・カード
DUO 3.0の例文と重要項目だけを抜き取り、コンパクトなカードに凝縮したのがこちらの『DUO 3.0 ザ・カード』です。
ポケットに収まるサイズのカードなので、冊子を持ち歩けない場合のバックアップとしてとても重宝します。
カードをシャッフルすればランダムに確認ができたり、暗記が十分でない項目だけに絞り込んだりできて、学習効率も上がります。
DUOセレクト
簡単に言うと「DUO 3.0のレベルを少し落としたバージョン」となります。
ただ、構成はDUO 3.0と同様で、現代英語の必須単語1000と熟語600が、重複なしで377本の短文に凝縮されており、学習効率の高さは健在です。
「DUO 3.0のレベルについていけるか不安・・・」という方は、こちらの『セレクト』から始めた方が無難かもしれません。
DUOセレクトCD
DUO 3.0セレクトを音声で学習するためのCDです。(CD4枚入り)
3枚のCDには例文ごとに日本語訳 ⇒ 英文(スロースピード)⇒ 重要語句 ⇒ 英文(ナチュラルスピード)の順で録音されています。
加えて、英文のみをナチュラルスピードで読み上げた復習用CDも付属。
本家と同様、見出し例文・和訳一覧の小冊子も付いてくるので、出先での学習にもピッタリです。
DUO elements 前置詞/副詞 mini
日本語にはない、英語特有の品詞である「前置詞」を、イラストで分かりやすく学習できる教材です。
前置詞は「言葉の意味」というよりも、前置詞の持つ「イメージ」を理解した方が確かに理解しやすくなることは間違いありません。
とは言え、個人的な意見として、様々な英文にたくさん触れていけば、前置詞のイメージは自然と掴めるようになっていきます。
一応DUO 3.0シリーズの一部なので紹介だけしますが、特に必要性を感じなければ購入の必要はないでしょう。
以上がDUO 3.0の副教材となります。
DUO 3.0が学習できるアプリ
これまで長きに渡り「本+CD」でしか学習できなかったDUO 3.0ですが、ついにアプリでも学習ができるようになりました!
今回はDUO 3.0の学習に対応している2つのアプリを紹介いたします。
1.abceed
英語学習アプリ『abceed』は、特にTOEIC学習に特化した様々なサービスを提供しています。
TOEIC対策の書籍がどんどんアプリ対応してきており、DUO 3.0も遂にその仲間入りを果たしました。
abceedではDUO 3.0を買い切り1,200円で購入できるので、コスパがバツグンに高いです。
ちなみに、2024年2月現在のabceedランキングではDUO 3.0が堂々の1位にランクしています。
2.mikan
こちらも英語学習アプリとして有名ですが、DUO 3.0を利用するにはLiteプラン(600円/月)か、Premiumプラン(1,000円/月)の定期購読が必要。
もちろん有料プランに加入すれば、DUO 3.0だけでなく様々な英語教材が使い放題になります。
【補足】本とアプリ、どっちを選べばいい?
さて、今回の記事ではDUO 3.0の使い方として
- 本+CDをセットで
- アプリで完結
の2パターンを紹介しております。
どっちのパターンを選ぶべきか?気になりますよね。
その答えは、アナタが教材に何を求めるかにより決める必要がありますので、以下の判断基準を参考にしてもらえればと思います。
- コスパ重視:abceed
- アナログ派:本+CDのセット
- すでに「mikan」の有料プランに加入済み:mikan
コスパを重視したい人にとっては、abceedでの購入一択でしょう。
なぜなら、圧倒的な安価でDUO 3.0を使い倒せるからです。
個別に購入 | abceedで購入(買い切り) | |
---|---|---|
本編 | 1,320円 | 1,200円 |
基礎用CD | 3,030円 | 0円(アプリ内対応) |
復習用CD | 1,320円 | 0円(アプリ内対応) |
ザ・カード | 3,080円 | 0円(アプリ内対応) |
合計 | 8,800円 | 1,200円 |
ご覧の通り、DUO 3.0本体(本)+副教材を全て含んだ状態でたったの1,200円の出費で済むのは破格です。
一方、(僕のような)アナログ派の人に向けては、本とCDをセットで購入し学習をするのがおすすめ。
本はやはり使い込めば使い込むほど味が出てくるし、愛着も湧いてきます。
CDはPCに取り込んでおけば、iPhoneに限らずその他オーディオプレーヤーでも再生可能。また、車の中で音声を流すにもCDを差し込むだけで再生できます。
むやみにアプリを増やしたり、アプリ課金するための決済が面倒という方にとっては、物理的に教材を購入する方が安心できますよね。
現時点でmikanの有料プランに加入済みであれば、そのままmikanを利用してDUO 3.0の学習を進めましょう。
ただし、mikanではDUO 3.0の例文一つ一つの具体的な解説は含まれないので、できれば本を購入の上、セットで学習するのが得策です。
本で重要語句の確認や例文の構造を把握しつつ、アプリを使って音声学習やフラッシュカードを使った反復練習をすることで、学習効果を高められます。
【まとめ】DUO 3.0は英語力強化の強い味方!
今回は超人気英語教材「DUO 3.0」について徹底的にレビューをしてきました。
結論、高い英語力を目指す人は必ずDUO 3.0での勉強を取り入れるべきです。
冒頭でもお話しした通り、ぼく自身はDUO 3.0で勉強したおかげで、TOEICスコアが伸びたことに加え、ネイティブと肩を並べて会話できたことが何より嬉しかったです。
DUO 3.0では政治・経済・金融・化学・科学・宗教・歴史などのテーマを、浅く広く扱っているので、ネイティブとの様々なジャンルの話題に対応することができました。
ここまで効率的に良質なインプットができる教材は、そう滅多に出会えるものではありません。
あとは行動あるのみ。まずは始めてみて、自分に合ったペースで学習を進め、着実に英語力を成長させていきましょう。
今回の記事が参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。