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こんにちは、さとうです。
当ブログでは、英語学習に役立つ情報をお届けしています。
- TOEICスコアがなかなか伸びない・・・
- TOEICで高得点を取る人はどんな勉強をしているんだろう?
- TOEICスコアを伸ばせる教材はあるのかな?
今回の記事では、上記のような疑問を解決していきます。
- 40代ふつうのサラリーマン(工場勤務)
- 英検2級
- TOEIC925点
- 4年間のカナダ駐在生活経験
僕自身、コツコツと英語の勉強を続けてきた結果、社会人として働きながらでも、独学でTOEIC925点まで伸ばすことができました。
念願だったカナダへの海外出向のチャンスも掴み取り、4年間にわたり現地メンバーと共に様々な業務に携わってきました。
社内での昇進・昇格や海外勤務を目指す社会人にとって、TOEICで高い点数を取ることはこれらのチャンスを掴むための必須条件です。
とは言え、なかなか良い勉強法が見つからず、TOEICスコアの伸び悩みに苦しむ人が大勢いるのも事実です。
なので今回の記事では、
- TOEICスコアが伸びない5つの原因
- TOEICスコアを効率的の伸ばす5つの対策
- TOEICスコアアップに役立つおすすめ教材一覧
について徹底的に詳しく解説しました。
「TOEICスコアを伸ばすために出来ることはやり尽くしたい!」という人はぜひ参考にしてください。
TOEICスコアが伸びない原因は5つ!
まずはTOEICスコアが伸びない原因を正しく理解しておきましょう。
原因を知ることで、効率的に対策を講じることができます。
TOEICスコアが伸びない原因は、大抵の場合以下の5つに絞られます。
- レベルに合った勉強法を選んでいない
- 勉強量が足りていない
- 毎日英語に触れていない
- 教材をやり尽くしていない
- TOEIC解答テクニックを実践できていない
それでは一つ一つ解説してしきます。
レベルに合った勉強法を選んでいない
自分の英語レベルに合った勉強ができていないと、思うようにTOEICスコアを伸ばすことができません。
例えばTOEIC400~500点レベルのうちに、Part7の長文問題に一生懸命取り組んでも骨折り損になる可能性が高いです。
このレベルの場合は、基礎的な英文法や英単語をマスターして、しっかりと英語の足元固めを優先したほうが今後の伸びは期待できるでしょう。
「とにかく勉強しなきゃ!」と焦る気持ちもあるでしょうが、まずは自分のレベルを見つめ直し、「100点アップを目指すためにやるべき事」にフォーカスした方がTOEIC点数は伸ばしやすくなります。
以下は一般的なレベル別対策項目になります。
- 400⇒500点:基礎的な英文法、英単語をマスター
- 500⇒600点:語彙力をさらに強化、リスニングを中心に対策
- 600⇒700点:音読、オーバーラッピングで発音練習
- 700⇒800点:シャドーイングで発音練習&英語の語順で理解する能力を発展
上記を参考に、レベルに合った勉強法にフォーカスしていきましょう。
勉強量が足りていない
TOEICスコアアップは一朝一夕には成り立ちません。やはり相応の勉強時間を費やさなければ点数を伸ばすことは難しいでしょう。
ちなみに、TOEICの点数を100点上げるには約200時間(場合によっては300時間近く)の学習時間が必要とされています。
上記を基にすると、仮に次のテストで100点アップを目指している場合、以下のような勉強時間と期間が必要です。
- 1日1時間の勉強なら200日(7カ月弱)
- 1日2時間の勉強なら100日(3ヵ月強)
- 1日3時間の勉強なら50日(1ヵ月半)
「100点アップに200時間」はあくまで参考ではありますが、実際に一般の社会人の人たちもかなりの時間を投下してスコアアップを目指しています。
このように、TOEIC点数を伸ばすには勉強時間を確保して、勉強量を増やす努力が必要不可欠です。
毎日英語に触れていない
英語は、できる限り毎日触れる機会を作った方が伸びやすくなります。
逆に英語に触れる日が飛び飛びだったり、週に1回だけだったりすると、頭の中に英語が残りにくく英語が伸びない原因になります。
英語が頭に残りやすいかどうかは、「エビングハウスの忘却曲線」で見ると理解しやすいでしょう。
このように、人間の脳は時間経過に応じて物事を忘れる性質があり、
- 20分後に42%忘れる
- 1時間後に56%忘れる
- 9時間後に64%忘れる
- 1日後に67%忘れる
- 2日後に72%忘れる
- 6日後に75%忘れる
- 31日後に79%忘れる
とされています。
なので、忘れる確率を下げる(=覚えている状態を維持する)ためにも、毎日英語に触れることは非常に有効なのです。
教材をやり尽くしていない
一つの教材をやり尽くして完遂せずに、次々に別の教材に手を出していると英語力は伸びないでしょう。
基本的に英語教材や参考書は、序盤は簡単な内容から始まり、中盤・終盤に向けて難易度が上がっていきます。
なので、最初だけをカジって次の教材に移っていると、常に簡単な内容しか勉強していないことになり、深い英語力が身につきません。
とはいえ、選んだ教材で真剣に勉強をしたとしても、途中で「あまり英語力が伸びてる気がしない」と感じることもあるかもしれません。
そのような場合、教材を読んだり問題を解く回数が圧倒的に少ない可能性が非常に高いです。
「一回読んだだけ」「一回解いただけ」で完全に理解できるほど英語学習は容易ではなく、何度も繰り返し読んだり、聞いたり、考えたりすることで英語脳は形成されていきます。
なので、何度も教材を反復して「使い倒す」スタイルで学習をしなければ、期待する英語力の伸びは得られないでしょう。
TOEIC解答テクニックを実践できていない
TOEICでは、英語力を上げると共に解答テクニックを身につける事も重要です。
スポーツでも同じように、事故の技術を磨くと共に、対戦相手の対策も行うことで勝率を上げることができますよね。
例えば、リスニングPart3、Part4では『先読み』テクニックを使うだけで正答率がグンと上がります。
またリーディングPart5では、『問題タイプの見極め』をしながら解答することで解答スピードが格段に速くなり、難関であるPart7にたっぷりの時間をかけられるようになります。
こちらに関しては以下の記事で詳細に解説していますので、参考にしてみてください。
【独学でTOEIC925点】TOEIC高得点のコツをパート別に徹底解説英語力を上げたとしても、「限られた時間の中で最大限の正解を獲る」ための解答ができなければ、TOEICスコアは伸び悩んでしまいます。
そうならないためにも、TOEIC特有の解答テクニック習得は必須のスキルと言えるでしょう。
以上がTOEICスコアが伸びない主な理由の5つです。
次からは具体的な対策方法について解説していきます!
TOEICスコアを効率的の伸ばす5つの対策
ここからは、TOEICスコアを効率的に伸ばすための対策について学んでいきましょう。
対策は以下の5つです。
- レベルに応じた勉強をする
- 時間を有効活用して勉強量を増やす
- 毎日英語に触れる環境を作る
- 1冊の教材をやり尽くして次の教材に進む
- 問題集は「復習」までをセットで行う
それでは順に解説していきます。
レベルに応じた勉強をする
まずは自分自身のレベルを把握して、レベルに応じた勉強を進めていきましょう。
レベル | 難しさ |
---|---|
300点台 | なにがなんだか分からない |
400点台 | 基本的にすべて難しい |
500点台 | 簡単な問題以外は難しい |
600点台 | 長文になるとちょっと難しい |
700点台 | 制限時間内に解ききるのが難しい |
800点台 | 上級者向けの問題が難しい |
例えば現状がTOEIC400点台だった場合、最優先にすべきは英文法と英単語の勉強で、英語基礎力を徹底的に向上させる必要があります。
このように、TOEICの勉強はレベルに応じて適した勉強法があり、最適な勉強をすれば短期間でも効率的に点数を伸ばすことができます。
レベル別の詳しい勉強法は以下の記事にまとめてありますので、参考にしてみてください。
【社会人必見】「TOEICが難しすぎる!」5つの原因と解決策を、925点ホルダーが解説時間を有効活用して勉強量を増やす
普段忙しい社会人にとっては、勉強時間の確保そのものが大きな課題の一つですよね。
だからこそ、日頃の時間コントロールが非常に重要なキーとなります。
例えば以下のような時間活用法であれば、普段仕事のある社会人にとっても実践可能でしょう。
- 朝、最低でも一時間は早く起きて勉強する
- 通勤時間(出勤と退勤)は勉強する
- 休憩時間は勉強する
- 通勤以外の移動中も勉強する
- 夜寝る前に復習がてら勉強する
先にも解説した通り、TOEIC800点を超える人たちは移動時間を非常にうまく活用してスコアを伸ばしています。日々の生活の中で少しでも勉強に当てらえる時間がないか、一度確認してみることをお勧めします。
毎日英語に触れる環境を作る
特にTOEIC対策期間中は、意識的に毎日英語に触れる環境作りに取り組みましょう。
英語を聞く・読むという行為が『当たり前』と思えるくらい習慣化できるのが理想です。
英語を読んだり聞いたりする行為はメンタル面での負担もあるので、ある程度気合いを入れないとやる気スイッチを入れることができません。
しかし、日常的に英語を聞いたり読んだりしていると、メンタル面の負担もかなり軽減され、英語のインプットにハードルを感じなくなります。
英語の読み・聞きにハードルを感じなくなれば、当然インプットの質も上がるので内容理解が進むようになり、問題も解きやすくなります。
とりわけTOEIC対策期間中は毎日英語に触れる機会を作るよう努力し、当たり前のように英語を聞いたり読んだりする時間を増やしましょう。
1冊の教材をやり尽くして次の教材に進む
先に解説した通り、TOEICスコアを伸ばすには、一つの教材をトコトンやり尽くして使い倒したほうが成長します。
1冊の教材をトコトンやり尽くすことが非常に重要です。「やり尽くした!」と思えたら、初めて次の教材に移行するようにしましょう。
というのも、1冊の教材を中途半端な状態で投げ出してしまうと序盤の簡単な部分しか学習ができておらず、中盤、序盤のやや難易度の高い内容まで到達できません。
なので、しっかりと1冊を「やり尽くす」ことをしなければ、教材が意図する達成レベルを満足させることができないのです。
また、一冊の教材や参考書を「やり尽くす」ということは「何度も反復する」という意味でもあるので、反復すればするほど英語が記憶に定着し易くなります。
1周目は内容があまり頭の中に残っていなくても、2周目・3周目と繰り返すうちにどんどん英語が頭の中に蓄積されていきます。
一度購入した教材や参考書は「記載されている英語を全て暗記する」くらいの気合いで取り組むと、めちゃくちゃ英語力が上がりますよ。
問題集は「復習」までをセットで行う
問題集を行う際は「問題を解いて採点」で終わるのではなく、必ず一つ一つの問題を復習するようにしましょう。
当たり前ですが、間違えてしまう問題の数が減れば減るほど、最終的にTOEICスコアアップに役立ちます。
復習する内容としては、
- 英文の中に知らない単語があれば調べて覚える
- 英文の構造を、文法ルールに従って解釈する
- リスニングの場合は聞き取りできない発音がないかチェック
- 日本語訳を見て、自分の訳し方と差異がないか確認する
といった内容を中心に確認すると良いでしょう。
なお復習に関しては、間違えた問題のみならず、正解できた問題においても同様の確認をするとさらに効果的です。
正解できた問題も、もしかしたら「理解はあやふやだけど、運よく正解が取れた」というだけかもしれないですからね。
少し時間はかかりますが、正解できた問題も上記と同じ内容で復習をしておけばさらに万全を期すことができます。
このように問題集を解くときは、問題を解く+採点+復習をセットで行うようにしましょう。
以上がTOEICスコアを効率的に伸ばす5つの対策になります。
次はどの教材、参考書を選べばいいのか?について紹介&解説していきます!
TOEICスコアアップに役立つおすすめ教材一覧
ここからは、TOEICスコアを伸ばすために不可欠な「教材・参考書」を紹介していきます。
実際に僕自身も使用し、効果の高かったものだけを厳選しました!
英文法をマスターしたい
- 英文法がとにかく苦手で、勉強もいつも中途半端に終わってしまう
- 今度こそは英文法を一発でマスターしたい
という方には『総合実用英文法講座』が一番おすすめです。
僕が一発でTOEIC600超えを達成し、その後も英文法に一切苦労しなくなったのはこの講座のおかげです。
講座の特徴は以下の通り。
- TOEICスコアアップに直結するよう設計されている
- やさしい言葉で丁寧に解説してくれるので初心者でも超わかりやすい
- 延べ10,000名以上が参加している人気の教材
- 一つ一つの文法項目の説明が充実していて、読み終わった時に疑問が浮かばないくらい理解できている
個人的な感想ですが、苦戦し続けてきた英文法の勉強がこんなにも『カンタン』と思えたのは驚愕でした。
「とにかく最短で英文法をマスターしたい」という方はぜひ参考にしてみてください。
リスニングを強化したい
TOEICのリスニングを強化したいのであれば、『TOEIC® L&Rテスト精選模試 リスニング』が良いでしょう。
リスニングセクションの本番模試が5本(計500問)も収録されており、コスパ最強ながら徹底した本番想定トレーニングを積むことができます。
タイトルに「精選」と書かれている通り、問題は少し難易度が高めです。なので、負荷をかけたトレーニングをしたい人には特に効果的でしょう。
僕もこの教材で本番模試トレーニング+シャドーイングを繰り返したら、リスニング465点まで伸びました。
語彙力を上げたい
語彙増強には、30年以上に渡り多くの英語学習者に愛され続ける『DUO3.0』がおすすめです。
多くの人が「なかなか単語が覚えられない」という悩みを持っていますが、原因は「英単語を頭に詰め込む作業が単調で退屈」だからです。
その点『DUO3.0』では例文の作り方が非常に巧みで、笑ってしまうような例文や、「こんなことがサラっと言えたらいいな」というキラーフレーズ的な例文が盛りだくさんとなっており、どんどん興味を引き付けられる内容になっています。
『DUO3.0』のおすすめポイントを言い出すとキリがないのですが、特に強調したいのは以下の内容です。
- 極少の例文で最大の語彙をインプットできる
- TOEICスコアが伸びる
- 覚えた例文をそのまんまビジネストークや日常会話で使える
- 例文にストーリー性があるので面白い
- シャドーイング教材としても活用できる
『DUO3.0』は英会話の現場でもそのまま使えるフレーズが盛りだくさんなので、『DUO3.0』を勉強したおかげでカナダ生活でも大いに役立ちました。
実際にDUO3.0を使った感想は以下の記事で紹介しています。
【実践レビュー】DUO3.0と5年付き合ったリアルな体験談を徹底解剖文法問題を完璧にしたい
TOEICの文法問題を完全に克服するにあたっては、『TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問(通称「でる1000」』で徹底的に訓練すると良いでしょう。
僕自身も、TOEIC800点超え、900点超えを達成した時はこの『でる1000』にかなりの時間を投下し、徹底的にやり込みました。
『でる1000』を徹底的に実践すれば、以下のような効果が得られます。
- 直感的に正解が見えるようになる
- 選択肢を選ぶときに迷いがなくなった
- 読む・解くスピードが上がる
- Part5,6が早く終わるので、時間に余裕をもってPart7を進められる
- 長文読解も正確、かつスピーディーになる
『でる1000』の特徴や効果的な使い方は以下の記事で詳しく紹介していますので、チェックしてみてください。
【リアルレビュー】会社員が「でる1000」やったらTOEIC925点取れました。長文問題を克服したい
長文問題の対策としては、『TOEIC L&R テスト 究極のゼミ Part 7』が取り組みやすいです。
TOEIC Part7で出題される内容を「設問タイプ別」に分解し、タイプごとの特徴や解き方、間違えやすいポイントなどが徹底的に解説されています。
教材のコンセプトとして「ゼミ生中継」を掲げており、解説の大部分は講師と3名の生徒による会話形式で進むので、実際に授業を聴いているような感覚で内容が頭に入ってきます。
全15回のゼミ(解説)に加え、巻末にはミニ模試が2セットも用意されているので、収録される問題数のボリュームも盛りだくさんでコスパ良しです。
会話形式の解説は理解がサクサク進むので、難易度の高いPart7対策でさえも取り組みやすく感じました。
本番さながらのトレーニングをしたい
TOEICスコアを伸ばすためには、本番を想定したトレーニングは必ず必要になります。
本番模試をするにあたっては『公式問題集』を使用すれば、テスト本番に最も近い練習ができるので最適です。
公式問題集が優れている最大の特徴は、
- TOEICテスト本番を作成するETSが作った唯一の問題集
- TOEICテスト本番と同じナレーターがリスニングセクションの音声を録音
個人的に気に入っているポイントは、
- スコア換算表がついているので正答数からスコア予想が見られる
- 本のサイズも、TOEIC本番の問題用紙と同じくらい大きい
になります。
公式問題集は、本番演習トレーニングに加えテスト前の実力チェックにも使えますので、TOEICを受け取る決まったら必ず一回は実践しましょう。
【まとめ】TOEICを伸ばすなら、まずは600点を目指そう!
今回の記事では、「TOEICスコアが伸びない」悩みに対する原因と対策について解説しました。
簡単に今回の記事の内容を振り返っておきましょう。
- レベルに合った勉強法を選んでいない
- 勉強量が足りていない
- 毎日英語に触れていない
- 教材をやり尽くしていない
- TOEIC解答テクニックを実践できていない
- レベルに応じた勉強をする
- 現状のTOEIC点数をベースに、注力すべき勉強内容を決める
- 時間を有効活用して勉強量を増やす
- 一日の行動パターンを振り返り、勉強に使えそうなスキマ時間を探す
- 毎日英語に触れる環境を作る
- 英語を聞く・読むが「当たり前」になるまで習慣化する
- 1冊の教材をやり尽くして次の教材に進む
- 1冊の教材をやり尽くすことで、英語が頭に残りやすい
- 問題集は「復習」までをセットで行う
- 正解した問題も間違えた問題もじっくり復習すれば、準備は万全
なお、とりわけ社会人にとってはTOEIC600点を超えられるかが一つの基準になりますので、まずはTOEIC600点突破を目標にすると良いと思います。
【見逃せない7つのポイント】TOEIC600点の壁を超える勉強法以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の記事が参考になりましたら幸いです。